ワインの品質保持のため春~秋の配送にはクール便のご利用を強くお勧めしております。クール便をご利用されなかった場合の液漏れなどのクレームはお受けできません。何卒ご了承くださいませ。m(_ _)m
ガイゼンハイム大学で学び、ナチュラルワインを造るため300年続く実家を引き継いだ若きアンディ マン!白ブドウも含む5 品種を全房で醸した後プレスし、発酵熟成させたユニークな赤!フラワリーな香りとカシスや黄桃の果実味!
ワインの説明
<テイスティングコメント by me>
濁ったルビー色。
カシス、黄桃、チェリー、スモモ、赤い花、薔薇、ハーブなどのナチュラルで優しい香り。
口に含むと優しい飲み心地で、5品種のブレンドならではの個性を感じるユニーク、かつ非常にナチュラルな味わいが広がります。
カシス、黄桃、チェリー、スモモなどのドライな果実味。
豊かな酸味がすっきりとした飲み心地をつくり、タンニンは控えめ。
ハーブ、ヨードなどのニュアンスが感じられ、
余韻はすっきり、黄桃の風味が残ります。
白ブドウもブレンドされたナチュラルで軽やかな赤!
5品種の個性がユニークな味わいを生む楽しい味わい!
最後に黄桃の香りと味わいがふんわりと残ります!
(2023.10.28 抜栓二日目)
<インポーター資料より転載>
アンディ・マンは1990年生まれ。ラインヘッセンの南西、西隣のワイン生産地ナーエと
の境界にほど近い人口450人ほどの小さな村エッケルスハイムにワイナリーはあります。実家はなんと300年前から続く複合農家、ブドウ造りの他に穀物や野菜を作り牧畜業も代々行ってきました。ワイン造りを中心としたのは彼の父の代からで現在畑は10haあります。
この地で生まれ育ったアンディ・マンは幼いころから父の畑仕事、ワイン造りを手伝ってきましたが、10代の若い頃は実際にはワイン造りには興味をもっておらず高校卒業後は兵役の為、9ヶ月ドイツ陸軍に入隊し、兵役終了後は大学で経営学を学びます。(注: ドイツは長年徴兵制度があり満18歳以上の男子には兵役義務がありましたが、2011年7月4日、徴兵制の中止が発表されております。)この学生期間、大企業で働くことが人生でやりたいことではないかもしれないと悟ります。同時に友人・知人から彼の実家がワイナリーであること、幼少期にその実家でどのように過ごしたかについて非常に興味をもたれました。高校卒業後、実家から離れたこの期間に実家、父の仕事、代々続いてきた農業に思いを巡らすようになり、そこから実家へ帰りワイン造りを志す決心をするのにそう時間はかかりませんでした。
その後、世界的に高名なガイゼンハイム大学で4年間、みっちりとワイン造りについて学びます。彼がとてもラッキーだったのは、志が高い友人たちと出会えたこと。彼らと一つ屋根の下で生活し学び合えた事は彼の人生、ワイン造りの方向性に非常に大きな影響を及ぼします(そのうちの一人が同じラインヘッセンのマルティン・ヴェルナーです)。卒業間近、彼らが住む部屋のワインセラーの中は世界中のナチュラルワインだらけだったそうで、彼はその事実に自分が本当にやりたい道を見た気がしました。在学中の2015年にも、彼は時間を見つけては実家に戻り勉学とは別で実際にナチュラルワインを作り始めています。彼の1stヴィンテージはこの時の2015になります。そして2017年、ガイゼンハイムを卒業しナチュラルワインだけを作る決心をして実家を引き継ぎます。
一見クールなナイスガイですが、いや実際本当に朗らかで快活、理知的で優しい、話しをしていて一緒にワインを飲んでそんな印象をもちますが、『ラインヘッセンの畑のエネルギーをボトルに詰め込み、それを世界中の人に味わってほしいんだ。その為の最初のステップは畑をよく観察し理解すること、その畑の個性を見つけ理解することが重要で、畑と友達になることなんだ。』と土壌や自然への話が始まると、別のHOTな一面が顔を出します。
どのようにブドウと接すればよいか、全ての必要な対応は、すべては畑が教えてくれるといいます。ワインを造るうえで最も大事なことは土壌の生物多様性を最大限に活性化させ、緑と微生物に溢れた畑を作ることだといいます。それこそが、ブドウそのものの個性を真に表現する唯一かつ真っ直ぐな道だといいます。それこそが、添加物を入れず酸化防止剤の使用を抑えた輝くナチュラルワインを造る唯一の道だといいます。フランスで本物のナチュラルワインを造る生産者からも同様のお話をよく聞いてきましたが、まだ29歳の若者が畑とワイン造りの真理に真摯に向き合っている姿には感動を覚えます。
畑の生物多様性や自然な循環は、自分たちの生活を豊かにするヒントでもあり、人間の人生にも当てはまるはずだと、人間も幸せにしてくれるはずだと信じているアンディ・マン。それら全ては畑が教えてくれたことであり、自分がこれから作るワインでその精神を表現し皆へささやかなHappyを届けたいと語ります。それこそが彼の原動力であり畑に立つ理由です。
<ヴァイングート マン ロートリヒ 2021 赤>
ラインヘッセンの土壌の多様性を熱く語るアンディマン、斑岩で育
つ 5 品種を全房で 7 日間醸し後プレスし、ステンレスタンクとプラ
スティック製のボックスで発酵・熟成しサンスフルで仕上げました。
パープルガーネット色、カシスやザクロ、ピーマン、ハーブの香り、
柔らかく心地の良いアタックに穏やかなタンニンとほろ苦さ、少し
高めの酸味がアフターに散りばめられています。
ワイン名: | ヴァイングート マン ロートリヒ 2021 |
---|---|
造り手: | ヴァイングート マン、アンディ マン |
ヴィンテージ: | 2021 |
容量: | 750ml |
味わい: | 赤ミディアムボディ |
産地: | ドイツ/ラインヘッセン |
品種: | カベルネ・ドルサとポルトギーザー 45%、ドルンフェルダー 30% 、メルロー 12.5%、バッカス12.5% |
特徴: | 有機栽培 酸化防止剤無添加 |
輸入元: | ディオニー |