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余市の人気ワイナリーの一つランセッカ!今回リリースの 2023早花咲月は液体にトロミが出ています。これもできるだけ自然に造っているからこその現象ですので、この自然のいたずらを楽しんでいただければ!味わいは暑い夏にぴったりのすっきりとした極辛口!ナイアガラの醸しの色調が強く、サブタイトル「オレンジ」がついています!
※こちらのワインはポイント付与、送料無料対象外です。何卒ご了承くださいませ。
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ワインの説明
<テイスティングコメント by me>
濁ったサーモンピンク。液体にトロミが見えます。
ブドウ、花、香水、チェリー、プラム、桃、ハーブ、ヨーグルトなどの豊かな香り。
口に含むと軽いトロミを感じ、細かな発泡と酵母の風味が心地良い、極辛口のすっきりとキレの良い味わいが広がります。
ブドウ、花、香水、チェリー、プラム、桃などのドライな果実味。
豊かな酸味と細かな泡が活き活きとした表情をつくっています。
タンニンは殆ど感じません。
ほのかにハーブ、ヨーグルト、酵母などの風味。
余韻はすっきり。
「トロミ」が出てしまった2023早花咲月オレンジですが、これもまた楽しい!
実は海外の人気の自然派の造り手などでもたまにある現象なんですよね。
(ピエール オリヴィエ ボノームの蔵やガングランジェのシャンガラなど)
これはできるだけ自然に造っているからこその現象なのですから、
細かいことは言わないでこんな自然のいたずらも楽しんでいただきたいです!
注いだ時のトロミ感ほど、実際に飲んでみるとトロミは感じません。
いつかきっと
「2023の早花咲月はちょっとトロトロしてたけど、
すっきりとした極辛口であの暑い夏にはピッタリだったよねー」
なんてハナシの種になるはずです!
ビール代わりどうぞー!
※吹きこぼれ注意のタグがついていますが、2本ほど開けましたが、
丸一日しっかり冷やして、ボトルを斜め45度にして抜栓すれば
全く安全に抜栓することができました。
(2024.7.12 抜栓一日目)
<生産者資料より転載(一部抜粋)>
Lan Seqqua(ラン・セッカ)の Lan は音としてランランラン♪のラン、Seqqua は日本語の”雪華”をもじった造語です。
どちらかというと音のリズムが気に入ってこの名前をつけましたが、強引に意訳すると「楽しい雪」となるでしょうか。
Lan Seqqua のある北海道余市の冬には2mに届くほどの雪が降り、当然、ワインブドウの樹たちは雪の下に隠れてしまいます。しかし、この雪が厳しい寒さを防いでくれるので、ブドウは極寒の冬を越えることができるのです。
それに、僕は冬が好きです。
もちろん寒いし雪かきは大変ですが、季節感のメリハリがあるし、月明かりに照らされた夜の明るく青い雪景色は言葉に出来ないぐらいきれいだし。春夏秋と忙しい季節を駆け抜けてからの冬休みのような静かな時間は、北海道育ちということもあるのでしょうか、とても好きな時間です。
ここにいる限り、雪とともに生活していくのでしょう。
楽しくあれ、といった意味もこめて、楽しい雪という言葉をつけてみました。
<ランセッカ 早花咲月 オレンジ 2023 ロゼ微発泡>
独特のトロリとした口当たりがあります(@2024/7月)。ロゼの予定でしたが、キャンベルの赤が出ず、サブタイトルが「オレンジ」となりました。抜栓時に少し吹きやすいです。
ナイアガラはなかなか糖度が上がらず、農家さんに時期を引っ張ってもらったため、1ヶ月ほどの収穫期間が続きました。例年よりも糖度は低め。キャンベルは猛暑の影響で晩腐病が大発生。収穫量は大幅減となりました。色ものらなかったようです。
補糖して瓶詰め。亜硫酸は無し。本来はデゴルジュマン(オリ抜き)する予定でしたが、いざ2月になって開けてみると液体にトロリとした粘性が! おそらく乳酸菌が先に動いてしまい、長めの糖鎖を生成してしまったのだと思います(※もちろん摂取しても大丈夫なモノではあります)。
時間が解決してくれるまで置いておくつもりでしたが、一部の酒屋さんから「味は良いから全然問題ないんじゃない?」とアドバイスをいただきました。そんなこともあり、楽しんでいただける方もいるかな?ということで現状のままリリースすることにしました。
味わいとしてはトロリとした食感(?)もありで独特の飲み口とともにそれに閉じ込められた泡がプチプチとあります。赤いキャンベル感は少なく、醸しナイアガラ感が強め。口当たりと相まってネクターや南国フルーツのような印象とナイアガラの華やかさが同居する不思議な感じです。
以下お手数ですが,,, 吹きこぼれやすいですので、
・必ずよく冷やしてから+静置してからゆっくり抜栓して下さい。
・シンクもしくはボウルの中での抜栓を推奨。
・五分五分くらいで吹く感じです。
・とろみがあって泡の上がりがゆっくりのため、開けてしまってすぐに一杯目を注いでしまう、というのも良いかもしれません。
また、液体に粘性があるため、オリがかたまり状態で浮いてくることがあります。飲んでも問題ありませんが、気になる方は除いてお召し上がり下さい。
正直なところ醸造の失敗な部分はありますが、逆に言うと造ろうと思って造れるワインではありませんし、面白ワインとしてでも、独特な感じを楽しんでいただけたら幸いです。
ワイン名: | ランセッカ 早花咲月 オレンジ 2023 750ml(※送料無料対象外) |
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造り手: | ランセッカ、笠 惇太郎 |
ヴィンテージ: | 2023年 |
容量: | 750ml |
味わい: | ロゼ微発泡またはオレンジ微発泡 |
産地: | 日本/北海道・余市 |
品種: | ナイアガラ+キャンベル・アーリーが10%ほど+21メルローがほんの少し |
特徴: | 酸化防止剤無添加 |