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「一度しかない人生、本当にやりたいことをやろう」という思いに駆られワインを造るメイガンマ!こちらは若木から造られる赤微泡!最初はエレガントで優しい口当たり、後半からカリニャーノらしい凝縮した果実が広がります!
ワインの説明
<テイスティングコメント by me>
濁った紫色。グラスに注ぐと細かな泡が見えます。
ダークチェリー、カシス、プルーン、イチジク、ハーブ、スパイス、鉄、枯葉などの素朴かつナチュラルな果実の香り。
口に含むと軽い発泡が心地良く、穏やかな酸味と程良いタンニン、そしてあたたかみのある素朴な赤い果実の味わいが一つになったナチュラルな味わいが広がります。
ダークチェリー、カシス、プルーン、イチジクなどの果実味。
バランスの良い酸味は口当たり良く、程良いタンニンは細やか。
スパイス、土、鉄、枯葉などの風味が素朴で優しい表情をつくります。
ナチュラルな旨味もじんわり広がります。
余韻はすっきり。
軽い発泡が心地良いほっこりする優しく素朴な味わい!
カリニャンの個性が強い印象!
じんわりとナチュラルな旨味が沁みてきます!
(2023.5.17 抜栓1日目)
<インポーター資料より転載>
地中海に浮かぶ島サルディーニャの州都カリアリから東に60kmほど離れた場所にあるヴィッラシミーウスにあるカンティーナです。広大で透き通り青々とした海と、多種多様な果物やハーブが入り混じった森に囲まれた素晴らしい町です。2006年に両親が持っていた土地を譲り受け、妻バルバラと共に葡萄を植え始めたジュゼッペ。[一度しかない人生、自分達が本当にやりたいことをやってみよう]と始まった彼らの挑戦でした。彼らの畑は驚くべきことに、海岸から1km以内の位置にある為、ほぼ海抜は0m、そして砂浜から続く砂主体の土地です。こんなところで葡萄が育つのか、、、と思った時、ふとエトナの火山灰土壌を思い出しました。小さな雑草は非常に少なく、でもしっかりと根付いた葡萄樹やハーブ達は、その砂浜の地中深くにあるミネラルにより、しっかりと成熟を遂げているのです。そして海辺であれば、当然湿った風が畑を包み込みそうなものですが、その風もとても軽く、透き通って感じる程に爽やかだったのを覚えています。そんな環境に植えられた葡萄樹達は、さらに自然を共に生きる仲間である、何種類もの自生ハーブやお花たちに囲まれ、畑に生きる昆虫や微生物の助けを借り、多くの対話を繰り返している事が、この土地の個性の大切な要因であると感じます。この自然環境やサイクルを大切に守るために、農薬はや化学肥料、殺虫剤などは一切使用せず、畑に散布するものは、極少量の銅と硫黄のみです。2010年以降、ワイン醸造を少しずつ開始していきますが、当初から自然酵母での発酵と酸化防止剤の不使用を念頭に醸造をしていました。年々葡萄の樹の成長と共にワインとしての成熟度も素晴らしいものになってきている生産者です。また、私のoltre創業にあたり、いち早く手を挙げてくれた友であり、大切な仲間です。メイガンマのワイン無しにはoltreの起業は考えらなかったでしょう。。。カリアリではその昔、農作業や酪農で朝早くから働いた人達が、青空の下で美味しいお昼ご飯を食べた後に襲われる眠気、その心地よく何とも幸せな時間の事をMeigammaと言ったそうです。その幸せな時間には、きっと美味しいワインもあった事でしょう。カリアリの美味しい空気と透き通った海の海風、そして大きな自然が育む多種多様な命の繋がりが、彼らのワインの美味しさの根源です。大切にしっかりと彼らのワインを皆さんへお伝えしてしていかなくてはと改めて感じています。
ラベルについて・・・ここ数年、毎年全てのラベルが一新されています。その理由についてバルバラは、、、[自分たちのワインは毎年違うのだから、ラベルも出来るだけ変えていきたいと思っているの。今年のラベルもそれぞれのワインの雰囲気や味わいのイメージを重ねてデザインしたので、想像しながら飲んで見てね]とのこと。2021年もまた素晴らしく素敵なラベルデザインを考えてくれました。
<メイガンマ ヴィーノ ビアンコ 2021 白微発泡>
カンノナウ&ムリステッロ&カリニャーノ
こちらも白同様、ここ10年以内に彼らが植樹した若木から生まれたワインです。開けたても白同様、シュワシュワと優しい泡が立ち上がりますので、念のため開栓の際にはご注意ください。収穫後2週間ほどのマセレーションを行い、ステンレスタンクにて発酵を開始。春まで落ち着かせてボトリングします。こちらも至ってシンプルな醸造です。ボトリングから一年経過した為か、ガスがとても良く溶け込んでおり、ワインとの一体感も非常に素晴らしく感じます。香りはややプリモ寄りで果実香がメインです。セコンドに感じる薬草感はとてもおとなしい印象で、エレガントで優しい口当たりの後半からカリニャーノらしい凝縮した果実感が広がります。飲んだ後の喉の入り口に、心地よい酸が残り、また一口、もう一口と思わず飲み続けてしまう危険なワインです。開栓後は白に比べると、早い段階でガスは消えていきますが、1週間経過してもワインの味わいは崩れるどころか、奥行きが増していきます。末恐ろしい葡萄です。
ワイン名: | メイガンマ ヴィーノ ロッソ 2021 |
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造り手: | メイガンマ |
ヴィンテージ: | 2021年 |
容量: | 750ml |
味わい: | 赤ミディアムボディ(もしくは赤微微微発泡) |
産地: | イタリア/サルデーニャ |
品種: | カンノナウ、ムリステッロ、カリニャーノ |
特徴: | 有機栽培 酸化防止剤無添加 |
輸入元: | オルトレ |