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2020年1月1日に還暦を迎え、今まさに円熟期を迎えたたルネ=ジャン ダール!ダール エ リボのスタンダードと位置づけられるのがこのクローズ エルミタージュ!スミレの花の香る凝縮した果実味としなやかな飲み心地のシラー!!
ワインの説明
<インポーター資料より転載>
北ローヌの地で、自然派ワインを代表する生産者として知られるダー エ リボ。当主のルネ ジャン ダールと数十年来の友人でありパートナーであるフランソワ リボの二人によって運営されるドメーヌです。ワインの評価も非常に高く、多くの自然派ワインファンを魅了しています。その一方で、権威的なワインジャナーリズムを嫌い、メディアへの露出が極端に少ないために、知る人ぞ知る存在であるともいえます。
「もう自然派ワインを代表する生産者と言われるのは、嬉しくないんだ。僕達は、ずっと昔から美味しいワインを造ろうと努力し続けてきたけど、ただ当たり前のことを積み重ねてきただけなんだ。」
「自然派ワイン」というカテゴリやスペックにこだわった挙句、「美味しいワイン」という本質を見失ってしまう生産者が散見される現状を、彼らなりの優しさで批判した言葉のようにも感じます。テロワールを表現しよう、その土地だけの個性を表現しようとした自然派ワインの多くが、なぜか没個性的な風味になってしまうのはどうしてでしょうか。それは、「手法」にこだわるあまりに「迷い」が生じ、結果としてワインの純粋さが損なわれてしまっているのではと考えられます。
ダール エ リボでは、シラーという品種の繊細な美しさとエルミタージュやサン ジョセフといった土地のテロワールを追求し、そのプロセスで、自然な栽培・醸造にたどり着きました。「自然派ワイン」それ自体が目的ではなく、「美味しいワイン」こそが、彼らの理想なのです。だからこそ、様々なクオリティのものが混在する「自然派ワイン」に分類されたくない、一緒にされたくないという想いに至ったのでしょう。
「僕達のワインは、自然派ワインじゃない。僕達のワインは、ダール エ リボのワインなんだ。」
栽培は、除草剤・化学肥料を用いないなどどこまでも自然な方法で行い、健全で完熟したブドウを得るための最適なタイミングで収穫を行います。醸造においても、自然酵母による発酵や、清澄・ろ過を行わないなど人為的介入を極力排し、ブドウの持つ本来の純粋さをワインに映しとります。瓶詰め時の亜硫酸も特別な事情の生じた年やキュヴェを除いて原則添加しません。
彼らのワインには、従来のシラーという品種やエルミタージュというアペラシオンが備えていた頑強でスパイシーなワインというイメージがありません。それは、従来のスパイシーなシラーというのは作られた個性であって、ブドウや畑本来の個性ではなかったからに他なりません。
「シラーは本来フェミニンな品種なんだ。強いシラーというのは無理に作られたイメージなんだよ。」
実際、最近のヴィンテージにおけるダール エ リボのワインは、非常になめらかで優しい果実味があり、品の良さを備えたエレガンスに満ちたワインとなっています。「ガチガチで10年も飲めないようなワイン」を無理をして造るのでは無く、より素直に、そしてより繊細にワインのピュアさや美しさを表現しています。
<クローズ エルミタージュ ルージュ 2018 赤 >
ダール エ リボのスタンダードと位置づけられるワイン。
照りのある深いルビー色でエッジは紫掛かっています。黒系果実の風味が活き活きと感じられ、ブラックベリー、プラム、ブラックチェリー、カシスと言った小粒の凝縮した果実のニュアンスに甘草やドライハーブ、胡椒やタバコと言った複雑なニュアンスが加わり、次第にスミレやバラと言った濃厚なフローラル系の香りが立ち上がって、非常に複雑な香りを漂わせます。
味わいは集中していて濃厚ですが、美しい酸、素晴らしいミネラルがしっかりとある為、非常にフレッシュでエレガントにスルスルと喉を通ります。正に飲みやすさという点では過去最高に飲みやすいクローズ エルミタージュに仕上がっています。凝縮した果実味としなやかな飲み心地のバランスは相変わらず秀逸で、シラーが女性的な品種であるという造り手自身の言葉を体現した味わいです。
2018VTは雨が多かったヴィンテージですが、その良い面がハッキリと液体に表れたワイン。早く飲むことも可能で、柔らかい液体ながら、寝かせれば寝かせるほど品質は向上すること間違いなしです。
相性の良い料理として、カスレや豚肉料理との相性が抜群で、豚バラ肉とレンズ豆の煮込みなどはベストの相性を見せます。
ワイン名: | ダール エ リボ クローズ エルミタージュ 2018 |
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造り手: | ダール エ リボ、ルネ ジャン ダール、フランソワ リボ |
ヴィンテージ: | 2018年 |
容量: | 750ml |
味わい: | 赤ミディアムボディ |
産地: | フランス/ローヌ |
品種: | シラー |
特徴: | 有機栽培 酸化防止剤無添加 |
輸入元: | 野村ユニソン |