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人気のローヌ自然派マス ド レスカリダ!これぞレスカリダなとっても美味しい旨味系ガメイ!!暑かった2019年ですが軽さを残した可憐なスタイルに仕上げています。染み入るたっぷりの旨味と華やかな香りの余韻に幸せいっぱい!
ワインの説明
<テイスティングコメント by me>
やや明るめのルビー色。
いちご、ラズベリー、チェリー、クランベリー、アセロラ、赤い花、バラ、ほのかにスパイスなどの旨味を感じる可憐な香り。
口に含むと軽い発泡があり、チャーミングな果実味の中に旨味がぎゅっと凝縮した優しくナチュラルな味わいが広がります。
いちご、ラズベリー、チェリー、クランベリー、アセロラなどの軽やかな果実味。
口当たりの良い酸味はバランスよく、やや控えめなタンニンは滑らか。
紫蘇、赤い花、ほのかにクローブ、シナモンなどのスパイスのニュアンスを感じます。
軽やかな飲み心地の優しく可憐な果実味の中心に
ナチュラルな旨味がたっぷりと凝縮していて、幸せな余韻まで引っ張っていきます。
雑味なくピュア。
余韻には旨味と華やかな香りが残ります。
これぞレスカリダ!なとっても美味しい旨味系ガメイ!!
暑かった2019年もしっかり可憐なスタイルに仕上げています。
たっぷりの旨味と華やかな香りの余韻に幸せいっぱい!
(2021.1.16 抜栓一日目)
<インポーター資料より転載>
新たなヴィニュロンの群雄割拠が目覚ましいローヌ地方アルデッシュ地区。
ル・マゼルのジェラール・ウストリック、ジル・アゾーニといったアルデッシュ地区の先駆者に導かれるように新星のような造り手が次々と誕生しています。 オクシタン語で“運命の家”を意味するマス・ド・レスカリダ。
ローラン・フェル氏はまさに運命に導かれたヴィニュロンなのです。 アルプス出身のローラン氏は元々ワイン造りに携わる家系ではありませんでした。大学卒業後、得意のフィールドワークを生かして地図製作者として活躍していました。 2004年、奥さんの仕事の都合でアルデッシュに越してきたが大きな転機となります。葡萄畑での収穫を経験したローラン氏は一念発起し、ボルドー大学へ葡萄栽培学と農業を学び、2006年には農業エンジニアの資格を取得しました。
アルデッシュに戻ったローラン氏は、その知性と行動力を持って農業領事議会で葡萄畑の有機栽培コンサルタントとなったのです。 ジェローム・ジュレ、ジル・アゾーニ、ル・マゼル、レ・ドゥー・テール…アルデッシュで自然なワイン造りを志す造り手たちと交流を深めるうちに、栽培だけではなく自らのワイン造りの夢が芽生えてきたのはごく自然なことでした。
ローラン氏は自然な葡萄栽培の第一人者ですが、醸造は未経験。栽培コンサルタントの仕事を通じてジェローム・ジュレといった造り手たちから醸造を学びました。 2012年、アルデッシュ南端サニヤックの3.2ヘクタールを買い取り、マス・ド・レスカリダは産声を上げました。
醸造所もなく、道具もない中、コンサルタントの仕事と並行してワインを造り始めます。 当初は道具を借り、小さなタンクを買って自宅でワインを造っていました。当然、葡萄はすべて醸造出来ないため、一部を除いては農協に売っていました。 2014年、コンサルタントの仕事を辞してワイン造りに専念。そして2015年、念願の醸造所を設立し、初めて全て自らの手でワインをリリースすることとなったのです。 地図製作のフィールドワークが育んだ畑の観察力、エンジニアの資格取得後に栽培コンサルタントを務める知性。 アルデッシュに新たな綺羅星が誕生しました。
●ワイン造りの哲学●
ローラン氏の一番の哲学はテロワールをワインに表現したいことです。 サニヤック村のテロワールはとにかくミネラル感、フレッシュ感、酸味、飲みやすさ、旨みが特徴的です。 その味わいを素直に反映させるために、できるだけ人の手をかけない醸造法、シンプルな醸造を心描けています。 『葡萄の味、テロワールの表現、そしてビュヴァビリテ(飲み心地の良さ)。それだけさ。』 また、必要な時以外は亜硫酸を添加しません。 葡萄とテロワールの味の表現を楽しんでほしいこと。これが無添加のワインを造り始めた大きな理由なのです。
<(2018) Sople e Joios Vin de France ソプレ・エ・ジョイヨス ヴァン・ド・フランス>
オクシタン語で“優しくて、陽気”の意味
葡萄:ガメイ(自社葡萄70%、友人からの買い葡萄30%)
樹齢:自社:40~45年 買い葡萄:平均35年
畑・土壌:自社:標高500メートル、南南東向き。三畳紀の砂岩の上に砂。
第四氷河期の氷河に由来するシスト、クオーツ、シレックスといった石が散見される。
買い葡萄:40年前から有機栽培、三畳紀の砂岩の上に砂。標高450メートル。
醸造・熟成:除梗せず全房のままタンクを密閉、ジュースがタンク底に溜まっていない状態から10日間マセラシオン・カルボニック後、発酵。
タンク底のフリーランジュースはFai Virar Roseとなります。天然酵母。圧搾後、タンクで7か月間
アルコール発酵、マロラクティック発酵。
冬を越し、4月後半、SO2添加せず愛情と共に瓶詰め。
抜栓直後、一瞬の還元はすぐに消える。
果梗の風味を綺麗に含んだ骨格のある香りの立ち方は、どこかクラシックなブルゴーニュを想起させる。
ぴちぴちとクリスプ、硬さはないが構成がしっかりと芯が細かく通っていて
垂直に伸びるムーラン・ナ・ヴァン的な堂々とした体幹。
タンニンはまるで古酒のように果実に同化しており、全房の魅力抜群。
紫~黒へとグラデーションを見せる果実味が口に含んだ瞬間から飲み込まずとも浸透してくるような錯覚。
甘く集中力のある余韻。アルコール14%ながら数字ほどの高さは感じない。
熱量の高いヴィンテージながらしっかりと軸のある構成。
レスカリダらしい浸透性の高さ。フェ・ヴィラールとはまた違う個性の素敵なガメイ。
(2021年1月)
ワイン名: | マス ド レスカリダ ソプレ エ ジョイオス 2019 |
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造り手: | マス ド レスカリダ、ローラン・フェル |
ヴィンテージ: | 2019年 |
容量: | 750ml |
味わい: | 赤ミディアムボディ |
産地: | フランス/ローヌ |
品種: | ガメイ |
特徴: | 有機栽培 酸化防止剤無添加 |
輸入元: | オルヴォー |