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伊フリウリ=ヴェネツィア・ジュリアと国境を接するスロヴェニアにヴァルテル ムレチニック!ヨスコ グラヴナーの栽培・醸造哲学に共鳴し、実践しています。2016のみのリリースとなるキュヴェ!完成度の高い素晴らしいオレンジ!
ワインの説明
<テイスティングコメント by me>
澄んだべっ甲色。
ドライフィグ(白)、ドライアプリコット、オレンジピール、アップルパイ、薬草、ハーブ、スパイス、紅茶、烏龍茶、ミネラルなどの美しく複雑な香り。
口に含むとぎゅっと凝縮したエキスにワインのスケールの大きさを感じる、複雑かつピュアな味わいが広がります。
ドライフィグ(白)、ドライアプリコット、オレンジピール、アップルパイなどのドライな果実味。
豊かな酸味はバランス良く、しっかりとタンニンを感じます。
凝縮感溢れる豊かな味わいで
紅茶、スパイス、薬草、ハーブ、ミネラル、海藻、昆布などの複雑な風味
が溶け込んでいます。
雑味なくピュア。
余韻も長く美しい。
完成度の高い素晴らしいオレンジ!
ぎゅっと凝縮したエキスにワインのスケールの大きさを感じ、
それを綺麗な酸味とタンニンがまとめています。
長い余韻が美しい!
(2020.9.2 抜栓一日目)
<インポーター資料より転載>
フリウリ ヴェネツィア ジューリア州と国境を接する、スロヴェニア共和国のヴィパーヴァ渓谷にワイナリーはある。まわりを山に囲まれたすり鉢状の泥灰質土壌で標高は50-120m程度、細かな気候条件の違いが見られる。社会主義国家時代に政府に没収されたヴァルテルの祖父の私有地であったブドウ畑を含む土地を徐々に買い戻し、1989年にそれまで桶売りしていたワインの自家ボトリングを始める。当初より除草剤や殺虫剤といった薬剤や化学肥料を使用せずにブドウを栽培していたが、ヨスコ グラヴナーに出会った1993年以降は彼のブドウ栽培・醸造哲学に共鳴し、それを実践している。ひと株ごとの収量の制限、野生酵母による醗酵、温度管理・空気調節や清澄作業を行わずに醸造し、ブドウ圧搾前後の2酸化硫黄の不使用など、彼らの祖先が残した伝統と自然への最大限の敬意を持って、よりブドウそのものの個性やテロワールを反映した自然なワイン造りを目指す。
<ヴァルテル ムレチニック ヴィパフスカ ドリーナ 2016 オレンジ>
このヴィパフスカ ドリーナ2016のことをヴァルテルに電話で聞いてみました!2016年は、天候的には本当に素晴らしかったのですが、より森に近いところのブドウの大半をイノシシに食べられてしまい、残ったのがもっとも人家に近いところに植わるシャルドネとレブーラ、そして近所のお爺さんから譲り受けた小さな区画のマルヴァジーアとソーヴィニオナス(フリウラーノ)と別の区画に植わるメルローだけに…。ですが、ムレチニックにとっての悲劇はこれだけでは終わりませんでした。レブーラが樽熟成中にあらぬ方(揮発酸、ネズミ…)に向かい始めたそうで、どうにも制御することができず、結果として廃棄処分をすることに…。
というわけで、2016ヴィンテージの白は今回入荷のヴィパフスカ ドリーナだけという事になります。シャルドネ90%、マルヴァジーア5%、ソーヴィニオナス5%という構成で、彼らが造る多品種ブレンド白であるアナとはブレンド比率が大きくかけ離れているため、別の名前でリリースすることにしたそう。色調、香り、味わい、余韻、どの部分をとっても、美しいとしか表現のしようのないワインです。このワインのことを、“美味しくない”などと言い放てる人は、かなりの変人だと思います(笑)。
ワイン名: | ヴァルテル ムレチニック ヴィパフスカ ドリーナ 2016 |
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造り手: | ヴァルテル ムレチニック |
ヴィンテージ: | 2016年 |
容量: | 750ml |
味わい: | 白辛口、オレンジワイン(マセラシオン有) |
産地: | スロヴェニア |
品種: | シャルドネ90%、マルヴァジーア5%、ソーヴィニオナス5% |
特徴: | 有機栽培 |
輸入元: | ヴィナイオータ |