


価格:6,425円(本体 5,841円)
[ポイント還元 129ポイント~]
<テイスティングコメント by me>
濃い黄色。黄金色。
熟したレモン、夏ミカン、ハチミツ、べっ甲飴、花梨、レモンピール、マーマレード、リンゴのコンポート、ミネラル、ハーブ、海藻などの非常に豊かな香り。
口に含むと力強い酸味の骨格を感じ、見事に凝縮した果実味に豊かなミネラルが溶け込む複雑かつ壮大な完成度の高い味わいが広がります。
熟したレモン、夏ミカン、花梨、レモンピール、マーマレード、リンゴのコンポートなどの凝縮したドライな果実味。
豊かな酸味が力強い骨格をつくり、厚みのある味わいを支えています。
ミネラル、ハチミツ、べっ甲飴、塩味、海藻、ハーブなどの複雑な要素の奥に、
しっかりと旨味を感じます。
雑味無くピュア。
余韻も長い。
さすがという凝縮感と力強さを備えたマドモアゼルM2019!
完成度の高い強固なワインではありますが、
今もしっかりとその美味しさを味わうことができます!
是非この味わいに圧倒されてください!
(2025.5.2 抜栓一日目)
<インポーター資料より転載>
サンセールからロワール川を渡り、プイィ フュメの丘に向かう途中に「ドメーヌ アレクサンドル バン」があります。彼は1977年生まれ。子供の頃、農業をしていた祖父を見て興味を持ち、農業学校に進みました。農業とは関係のない仕事をしていた父がナチュラル ワインのファンであった事から、ワイン造りに興味を持ち、卒業後にブルゴーニュや南仏を始め、カリフォルニアのワイナリーでも研修を積み、メヌトゥー サロンの「ドメーヌ アンリ プレ」で醸造長を務めた後、2007年に畑を購入して独立しました。5haほどの広さから始めたワイン造りも現在は11haほどの広さになり、中生代ジュラ紀後期の地層であるキンメリジャンやポルトランディアン土壌を備えた畑から印象的な味わいのワインを生み出しています。
「本物のプイィ フュメ、サンセールは、よりピュアなワイン造りから生まれる。」そう信じた彼は、周囲の保守的な人々の懸念をよそに自分たちのワイン造りを突き進みます。畑で除草剤や殺虫剤、化学肥料などの化学物質を用いずにビオロジックやビオディナミによる手法でブドウを栽培、粒が小さくエキス分の凝縮したブドウを得るために収量を制限し、完熟しつつもバランスの良い酸を備えたブドウを得るために収穫時期を遅らせます。そのため、一部のブドウにボトリティス菌 (貴腐菌) が付くこともありますが、その貴腐菌がついたブドウも含めて収穫し、濃密な果実味と品の良い酸、繊細なミネラル感を備えた従来のソーヴィニヨン ブランやプイィ フュメの概念を超えたワインを生み出しています。
<アレクサンドル バン マドモアゼル M 2019 白>
産地:フランス ロワール地方
品種:ソーヴィニヨン ブラン 100%
初ヴィンテージは2007年。収穫を開始した日が愛する娘の誕生日だったことから、この年で特に品質の良かったワインをスペシャル キュヴェとして瓶詰めし、娘の名前マドレーヌにちなんで「マドモワゼル M」と名付けました。
中生代ジュラ紀後期の地層であるキンメリジャン土壌と砂質と粘土質が混じる土壌の畑から生まれるスペシャルキュヴェ。
この畑ではブドウの成長と成熟がゆっくりと進み、最終的には非常に高い熟度のブドウが得られます。
照りの有るクリアな麦わら色の外観。
ベッコウ飴や乾燥させたオレンジチップス、文旦などの肉厚で果実と酸を感じる大きめ果実のギュッと詰まった香り。全体的に香りの要素の輪郭がはっきりしており、如何にも上級キュヴェという貫禄がある香りです。
味わいは塩味を感じる様な太いミネラルと果実のヴォリュームが高いレベルで感じられ、全体的な完成度の高いワインに仕上がっています。
極軽い酸化熟成のニュアンスも感じられ、まるで若いヴァンジョーヌのようで、ヴォリュームの有る酒質とミネラル、複雑性のあるビターさが感じられます。
温度が上がると酒質がシルキーで柔らかく、なめらかな飲み心地になりますが、ポテンシャルが高い酒質の為、冷やして飲んでも力強さをしっかり感じられます。
大きめのグラスで14度程度の低すぎない温度で楽しむことをお勧めします。
ワイン名: | アレクサンドル バン マドモアゼル M 2019 |
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造り手: | アレクサンドル バン |
ヴィンテージ: | 2019年 |
容量: | 750ml |
味わい: | 白辛口 |
産地: | フランス/ロワール |
品種: | ソーヴィニヨン・ブラン |
特徴: | 酸化防止剤無添加 |
輸入元: | 野村ユニソン |