ワインの説明

＜インポーター資料より転載＞

クリスチャン・ショサールがヴヴレーで本格的にワ インづくりを始めたのは1988年。ビニョロンの仕事 と、醸造学校の講師を掛け持ちながら1999年まで ワインづくりを続ける。その後、ヴヴレーのワイナ リーを引き払い、2002年ジャニエールにドメー ヌ・ブリゾーを立ち上げ、再スタートをきる。2012年9月、当主クリスチャン・ショサールが不慮の事故でこの世を去り、その後ナタリーがドメーヌを引き継ぎ、現在に至る。

＜ル ブリゾー コ テ クゥール 2022 赤＞
Côté Cœur（愛する人の傍にいる）という意味の Côté を品種の Côt に掛け、亡きクリスチャン・ショサール のオマージュとしてつくったコ・テ・クゥール。2021 年は、霜により全滅だったため 2 年ぶりのリリースとな る。また、今回はコーと同じ樹齢のガメイが 30%ほどアッサンブラージュされている。ガメイの畑はコーと同 じモルティエの区画内にあり、霜などの冷害に弱く、ここ近年はほとんど収量が取れていなかった。だが、前年 収量ゼロの反動からか、2022 年は 30hL/ha と豊作だったため、同じ区画内のブドウという理由からコーと同じ 日に収穫し、そのままコーに混ぜて仕込んだ。出来上がったワインは、ガメイが入っている分いつもより酒質が 滑らかでエレガント！コー主体とは思えない果実の染み入るような優しさとジューシーさがあり、これこそナタ リーの醸造センスが光るワインだ！

畑はモルティエ。2022年は ガメイが30%アッサンブラージュされ ている分、味わいはよりエレガントに 仕上がっている！ワイン名には、品 種のコー（Côt）とCôté傍（そば）を掛 け、ハート（Coeur)の傍すなわち「愛 する人のそばにいる」という意味が隠 されている！

色合いは透明感のあるルビー色。ク ランベリー、サクランボ、シャクヤク、 スミレの香り。ワインはピュアかつ滑 らかで、みずみずしくジューシーな果 実味が染み入るように優しく、鉱物的 なミネラル、繊細な酸とタンニンがき れいに溶け込む！