ワインの説明

＜テイスティングコメント by me＞

明るいルビー色。
ダークチェリー、イチゴ、ラズベリー、生イチジク、赤い花、バラ、かすかにスパイスなどのピュアな香り。
口に含むと軽やかな飲み心地で、ピュアな赤い果実味にナチュラルな旨味とスパイスの風味などが加わる優しい味わいの薄旨赤。
ダークチェリー、イチゴ、ラズベリー、生イチジクなどの果実味。 綺麗な酸味はバランス良く、控えめなタンニンには軽い収斂性があります。 ナチュラルな旨味と軽いスパイス、紫蘇、赤い花などのニュアンス。 余韻はすっきり。

ピュアな赤い果実の味わいが美味しい薄旨赤！ 控えめながら軽い収斂性のあるタンニンが優しい味わいにアクセントを与えます！ 染み入るようなナチュラルな飲み心地！（安定感もあります！）

（2023.8.24 抜栓一日目）

＜インポーター資料より転載＞

アスティの北、スクルツォレンゴは人口600人程の小さな村。古くよりピエモンテ名産のノッチョーラ（ヘーゼルナッツ）や野菜、ブドウ栽培が盛んな農村である。オッターヴィオ・ヴェッルーアは、祖父より続く家と僅かな畑を受け継ぎ、ブドウとノッチョーラの畑を軸に本格的に農業の道を進み始める。そして独学ながら、周りの仲間と共に少しずつ自分たちの飲む為のワイン醸造も開始。1990年代に入り、それまでのダミジャーナでの販売を減らし、徐々にボトル詰めを始め、カッシーナ・タヴィンとしてのスタートとなった。現在は娘ナディアを中心に、6haある畑より年間約20.000本のワインを生産。土着品種であるルケを中心に、グリニョリーノとバルベーラを栽培。畑の標高は320ｍ、石灰質の強い土壌の為、素晴らしいミネラルが詰まったブドウが出来る。畑では農薬や化学肥料は一切使用せず、銅の使用も必要最低限に留めている。醸造は自然酵母での発酵、しっかりとマセレーションを行い、最低6～10ヶ月、それぞれの必要期間の熟成を行う。数年前より酸化防止剤無添加での醸造も行っており、2012年ヴィンテージで初めて完全無添加のルケを完成させた。地元で愛された、愛すべき品種を守り、スクルツォレンゴの歴史を繋ぐ素晴らしい農家である。

＜カッシーナ タヴィン TOC トック #3 2021 赤＞
ルケ100%（買い葡萄）マセ2日くらいで果房が上がってきたらセニエ（液抜き）樹脂タンク発酵　ノンフィルター　SO2無添加
色は濃い目のガーネット色。ルケの甘やかな香り、少しオレンジのニュアンス。紅茶やアニスっぽい余韻が残ります。ナディアの実験的ワイン第三弾です。