• アイア ヴェッキア ピノ ネーロ 2018 750ml
アイア ヴェッキア ピノ ネーロ 2018 750ml

価格:14,850円(本体 13,500円)

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ワインの説明

<インポーター資料より転載>

<アイア ヴェッキア ピノ ネーロ 2017 赤>
ワイン界での人付き合いやら噂話等々に疲れを覚え、自給自足的な生活を目指すべく、2007年にファブリーツィオ&パトリーツィア夫妻は人里離れたところ(彼らはアイア ヴェッキアと命名)に住み始め、マッサヴェッキアの仕事は2009年ヴィンテージから娘のフランチェスカに丸投げしたわけですが、ファブリーツィオがワイン造りから完全に足を洗えるはずもなく…。結局、彼らの家がある標高650mの場所にピノ ネーロを植え、2015年からワインを仕込み始めます。

皆さんが興味を持ちそうなことを箇条書きにしますと…

なぜピノ ネーロ?:ポッジョ ア ヴェンティに使われているブドウを産するフォルナーチェ(標高450m)がサンジョヴェーゼにとってはほぼ栽培限界で、フォルナーチェから更に200mほど高いアイア ヴェッキアにサンジョヴェーゼを植えても、完熟させるのは難しいと考え、比較的早熟な品種であるピノ ノワールを植えることに。徐々に増やしていった栽培面積は、今現在では1.2haに。

醸造:当初は、山羊&羊小屋として使用する予定だった場所を醸造&熟成スペースに改装。ブドウ樹が生産態勢に入った際には、その部屋の中に醗酵槽を設置するのが不可能な事を見越し、友人のカルソ(フリウリ)の石工(スタンコ ラディコンの墓石も制作しています)に石灰岩の石板で醗酵槽を作ってもらい、2017ヴィンテージ以降は屋外に設置した石灰岩醗酵槽で醸造。

マレンマ地方は、トスカーナ州の中でも温暖&寛大な気候がある上に、イタリアでも屈指の人口密度の低さを誇る地域ですので、容易に開墾もでき、ブドウ栽培にも適した場所を見つけるのに一切困らないような土地。ですから、わざわざ標高の高いところに品種を厳選してまで栽培しようとする、ファブリーツィオのような奇特な人は今までいなかったのかもしれません(笑)。マッサ ヴェッキアのワインが、マレンマ地方の伝統(ワイン文化、テロワール、土着品種…)へのオマージュでありつつも、南のワインが陥りがちな野暮ったさとは無縁な、軽い飲み心地の実現をテーマに掲げていたのに対し、ファブリーツィオがアイア ヴェッキアで表現しようとしたのは、マレンマ地方のワインに抱くステレオタイプ的なイメージからの脱却と、一切のエクスキューズを排した完全無添加ナチュラル ワイン…という事になると思います。

ピノ ネーロの繊細な香りを活かすためには、樽香が邪魔になると考えたファブリーツィオ、質の良い(バクテリア汚染などのない)使い古しの樽を探しますが、見つからなかったので、ダミジャーナ(50-60リットル入りの大瓶)で熟成させることに。ダミジャーナは、木樽と比べ密閉性の高い容器なので、ワインが還元方向に向かうフェーズでは、微細な酸素を供給するためにコルク栓を、それ以外の時はゴム栓を使用。セラー内の徹底した清潔ぶりも、彼の人となりからは想像できないレベルです(笑)。

今回入荷したのは、初期に植えたブドウ樹が生産態勢に入った2017ヴィンテージのもので、本数的にも、840本とそれなりにまとまった量が届いています!曰く、ヴィナイオータ以外には、このプロジェクトを発足当初から見守ってくれていた3-4軒の小規模なお客さんにのみ販売するという事でしたので、生産量の大半は日本に来たという事なのかと…(喜)。

<アイア ヴェッキア ピノ ネーロ 2018 赤>
マッサ ヴェッキアが所有する区画、フォルナーチェから直線距離で数kmしか離れていないアイア ヴェッキアも悪天候に見舞われたようで、2017の1/3程度の収穫量となりました。標高650mのところに植えたピノ ネーロをカルソの石灰岩で作った解放式醗酵槽で醗酵、ダミジャーナ(大瓶)で熟成。300本入荷。

 

ワイン名: アイア ヴェッキア ピノ ネーロ 2018
造り手: アイア ヴェッキア
ヴィンテージ: 2018年
容量: 750ml
味わい: 赤ミディアムボディ
産地: イタリア/トスカーナ
品種: ピノ・ネーロ
特徴: 有機栽培 酸化防止剤無添加
輸入元: ヴィナイオータ