• リヴァトン ブラン ベック 2018 750ml

価格:3,579円(本体 3,254円)

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ワインの説明

<テイスティングコメント by me>

澄んだレモンイエロー。
レモン、グレープフルーツ、洋梨のコンポート、パイナップル、ハチミツ、甘い白い花、バニラ、焦がしバター、ハーブ、ミネラルなどの複雑かつ豊かな香り。
口に含むと素晴らしく凝縮した果実味をキリッとした酸味とミネラルが支え、それに複雑な要素が溶け込んだ非常に豊かなノーブルな味わい。
レモン、グレープフルーツ、リンゴの蜜、洋梨、白桃などの凝縮した果実味。 キリッとした酸味が豊かにあり、重厚なミネラルと共に骨格を造っています。 軽い塩気、甘い花の香り、ハチミツ、バニラ、焦がしバター、ほのかにハーブなどのニュアンス。 ミネラルやその他の複雑な要素が味わいに溶け込み、奥行きのある味わいになっています。 余韻も長く、ミネラルが残ります。

スケールの大きな自然派ワイン! 豊かなミネラルを感じる重厚かつ上質な味わいは、 レストランの本格的な料理を引き立ててくれることでしょう。

スルスル飲めるのだけが良いことじゃないんだよね なんて思ってしまいます。

(2021.11.6 抜栓一日目)

<インポーター資料より転載>

「この地で素晴らしいワインが造れないなら、自分に才能は無い」

南フランス ルーション地方、フレデリック リヴァトンがこの乾いた大地にやって来たのは2004年。かつては酒精強化したワイン、リヴザルトの産地として栄えたこの地域も現在ではすっかり寂れてしまい、地元の協同組合などもバタバタと倒産しています。その一方で、高い樹齢を誇るブドウ畑の多くが売りに出され、この地での過酷な仕事を覚悟した人だけが、宝石のような畑を手に入れ、ワイン造りに挑戦することができます。フレデリック リヴァトンもその一人。暑く乾燥した大地からみずみずしくエネルギーに満ち溢れるワインを生み出しています。

もともとフランス東部、スイス国境に接するフランシュ=コンテ地方にルーツを持つフレデリック リヴァトン。そんな彼が生まれ育った土地を離れ、ルーションという土地を選んだ理由はやはり、樹齢100年近いブドウが植わる畑があったからだと言います。この地に馴染みがあったわけではなかった彼が、過酷な気候の大地にしっかりと根付く高い樹齢のブドウ樹たちを目にした時「この場所で、このブドウで、素晴らしいワインが造れないとしたら自分に才能が無いと言うことだ」と強い信念と決意を持って、自身のワイン造りをスタートさせました。

フレデリック リヴァトンは現在、10.5haほどのブドウ畑に加えて3〜4haほどの土地で養蜂や羊の飼育も行っています。栽培に関しては2010年よりビオディナミを取り入れ(2004〜2009年ビオロジック栽培)、除草剤や化学肥料などを用いずに活力溢れるブドウを収穫するために工夫を重ねています。 2016年には、念願の新セラーが完成。石とコンクリートのみで組み上げられたセラーは、灼熱の太陽が降り注ぐルーションでも保温、保湿が維持され、理想の環境を手に入れました。天然由来の物以外を使いたくない、キュヴェによっては長期熟成が必要との理由から、ファイバータンクを使わず、コンクリートタンクを使用。瓶詰時にもポンプを使用せずに重力を利用するなどワインに負荷を与えない方法で醸造を行っています。 なお、酸化防止剤となる亜硫酸は発酵前に少量添加し、熟成中や瓶詰め時には添加致しません。

「リヴァトンは美味しいんだけれど、不安定になりがちだよね...」とお嘆きの皆様、お待たせ致しました。その素晴らしいクオリティを最大限に引き出すために、寝かせに寝かせ、安定し素晴らしい状態に変貌した5アイテムのご案内です!

<リヴァトン ブラン ベック 2018 白>
産地:フランス ルーション地方
品種:マカブー50%、カリニャンブラン30%、グルナッシュグリ20%

『Blanc bec』とはまだ若い、経験のない人の事。このキュヴェは、ドメーヌが持つ最も樹齢の古い白ワイン用品種のブドウを全てブレンドして出来たワイン。

シストと片麻岩質土壌に 植えられた樹齢60年~100年のマカブー、カリニャンブラン、グルナッシュグリで造られ、手摘みで収穫、ダイレクトプレス後にアッサンブラージュ。平均収量10ha/L。コンクリートタンクで熟成させた後、古いオーク樽に移し替えて12か月間熟成。亜硫酸はアルコール発酵前のプレスしている際に2mg/L添加。SO2 total<10mg/L、SO2 libre<5mg/L。

野生の白い花の様な可憐な香りに、黄桃、ライチ、トロピカルフルーツと言った熟れた果実のニュアンスが溢れ、レモンやグレープフルーツの柑橘類、及びフェンネル、アニス、ハーブ系の香りも膨らんできます。濃厚でまろやかな口当たりと、スパイスを感じる余韻が重厚感を与え、飲みごたえは十分。リッチな質感と様々な要素を感じる奥深いワインですが、重ったるさはなく、フレッシュさをも感じられます。非常に活き活きとしつつも凝縮した濃厚なワインで、太いミネラルや芯の強い酸に支えられ、時間を掛けてじっくりと味わうことが出来ます。 料理とのマリアージュは、魚料理、豚や鳥と言った白身の肉料理、チーズなど。サービス温度は11℃前後をお勧めします。2日目以降もマメることはなく、安心して飲み進めることが出来ます。

 

ワイン名: リヴァトン ブラン ベック 2018
造り手: リヴァトン、フレデリック リヴァトン
ヴィンテージ: 2018年
容量: 750ml
味わい: 白辛口
産地: フランス/ラングドック=ルーション
品種: マカブー50%、カリニャンブラン30%、グルナッシュグリ20%
特徴: 有機栽培
輸入元: 野村ユニソン