• マルセル ラピエール レザン ゴーロワ 2020 750ml

価格:3,264円(本体 2,967円)

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ワインの説明

<インポーター資料より転載>

ナチュラルワインの永遠のスタンダード、マルセル ラピエール。そのワインは常に寄り添ってくれる家族のような存在でもありました。近年は偉大なマルセルの後継者となったマチューとカミーユ兄妹の懸命の努力のおかげで、入荷後完売してしまう人気ワインとなりました。

2020年のモルゴン村は、過去最速で収穫が始まった事からも分かる通り、素晴らしい作柄であった2019年と遜色ない出来栄え。恵まれた天候、三世代に渡って守られてきたモルゴン村の大地、そして、エネルギッシュでとても温かいモルゴンの人たち、ラピエールのワインは天・地・人がぎっしりと詰まったワイン。

やっとリリースする事が出来た2020ヴィンテージ、どうぞお楽しみください!

「偉大なる父の遺志を継ぎ、進化を止めない若き才能」

フランス自然派ワインの父、マルセル ラピエール。

彼は、「自然派」と呼ばれるワインの礎を築いた人物であり、ボジョレーをはじめフランス各地で、彼の影響を受けた自然派ワイン生産者が活躍しています。その偉大なる父は2010年の秋に突然この世を去りました。彼の早すぎる死を惜しむ声は、フランス国内にとどまらず世界中に広がり、彼を慕う多くの人々が葬儀に参列したと言います。

ヌーヴォーに代表される庶民的ワインの代表でもあるボジョレーは、早飲みでフレッシュさが特徴とされ、一般的に品質を語る物ではありませんでした。しかしラピエールのボジョレーは、そのピュアな味わいと、繊細かつ濃密で、しかも熟成する事でより一層の魅力を増す、常識を遥かに越えるものであり、新しいボジョレーの世界を切り開きました。名実ともにボジョレーのワインを代表し、自然派ワインをも代表するマルセル ラピエールのワイン。彼のワインを飲んで、真に美味しいボジョレーの存在を知り、自然派ワインの意義と、本当の素晴らしさを初めて感じたという人が日本にも多くいるというのも頷けます。それだけの魅力と実力を持った生産者であった事は、言うまでもありません。

その偉大なる父の後を継ぎ、モルゴンの地、ひいてはボジョレーの地に深く根ざしたラピエール家のワイン造りを一手に担うようになったのは、マルセルの長男マチュー ラピエールです。2005年からドメーヌで栽培・醸造を担い、マルセルとともに偉大なヴィンテージも最悪なヴィンテージも経験したマチューは、周囲の心配をよそにラピエールのワインを大幅に進化させました。そのスタイルは「自然派ワインの原点」と呼ぶにふさわしい純粋で緻密な味わいで、古くからラピエールのワインを知る人曰く、1990年代初期のマルセル ラピエールのワインのようだとか。

このマルセルからマチュー、マルセルの甥のフィリップ パカレなどに連なる自然派ワイン生産者の系譜を辿ると、ラピエールやパカレの師匠には、故ジュール ショヴェという学者がいます。ショヴェ氏が造っていたボジョレーは、彼らにとっても記憶に残る最上のワインであったそうです。しかしその味をただ真似るのではなく、彼ら自身の哲学によって最高のボジョレー、すなわちその土地の個性を表現する素晴らしい味わいに仕上がった時、かつてのショヴェ氏のボジョレーをふと思い起こさせる事があると言います。これが恐らく、彼らにとっての原点となる、本物のボジョレーなのかも知れません。ラピエールは、その村や畑ごとの酵母にこだわります。ワインに本当の個性やテロワールを映し出すには、とても大事なものだからです。その為に畑では出来る限り自然な農業を行い、自然環境やその中にいる微生物を大事にしています。その自然酵母によって健全なブドウを発酵させる事で、人々の心を動かすほどの素晴らしいワインが生まれるのです。

栽培・醸造において

栽培においては、その土地の個性を十分にいかす為に、化学肥料や除草剤、殺虫剤などを用いません。健全で質の高いブドウを得る為に1981年からビオロジックによる栽培を行っており、収穫においては完全な手作業を実践しています。この事は、安価で大量生産型のワインが当たり前となってしまったボジョレーにおいては、割の合わない手間のかかる作業と言えます。しかし、ドメーヌの哲学、想いを表現するためには無くてはならない重要なプロセスです。収穫されたブドウは、印象的な天井画が描かれた醸造所に運ばれ、果皮などに付着する自然酵母の働きによって発酵させます。セミ マセラシオンカルボニックを採用し、じっくりと時間をかけて果汁がワインとなっていくのを見守ります。その後、カジュアルクラスのレザン ゴーロワ以外のワインは古樽に移され澱(おり)とともに熟成を行います。瓶詰めは原則ノンフィルタで行われ、顧客の要望に合わせて若干の亜硫酸を添加したり、添加しないといった形で対応します。

<マルセル ラピエール レザン ゴーロワ 2020 赤>

品種:ガメイ 100%

キュヴェ名の由来は「ゴーロワ人(ガリア人)のブドウ」。主にモルゴンの区画のガメイを用いて造られるこのワインは、いわば「プチ モルゴン」とも言うべきキュヴェです。印象的なラベルのデザインは、ブラックユーモア溢れるイラストで有名なモーリス シネ氏。シネ氏のイラストのとおり、ブドウそのもののをギュッと絞った様なフレッシュな風味のワインです。

花崗岩土壌に植えられた平均樹齢15年のガメイから造られる。化学肥料、除草剤は全く使用せず栽培され、亜硫酸や培養酵母は使用せずセミマセラシオンカルボニックで醸造。約2か月間タンクで熟成させた後、ノンフィルターで瓶詰。

ラピエールの入門編として最適なこのキュヴェは、頭を悩ませて味わうのではなく、陽気に気楽に飲むことを目的として造られました。このワインは、モルゴンのクリュ内で栽培されたガメイを使用していますが、若樹のため収量が多く、その結果ジューシーで鮮やか、遊び心のある果実味が特徴で、アルコール度数は低いのが特徴です。

透明感のあるエッジが紫掛かったルビー色。収穫したてのイチゴの様な濃厚でフレッシュな香りが爆発的で、正にラピエールの本来のスタイルとも言える由緒正しいボジョレー。

2019VTは強烈な果実の凝縮を感じるスタイルでしたが、2020VTは果実の凝縮よりもフレッシュさと心地よい酸を感じる本来のスタイルになっています。口に含んだ瞬間、瑞々しいフルーツや口の中で赤い果実をクラッシュしたようなフレッシュでジューシーな果実味が口内で溢れます。果実味も甘ったるいダレた味わいではなく、丸く優しい果実味で、余韻が長く、口の中で果実がどんどん膨らんでいくスタイル。透明感の有る味わいで、この時期に少し冷やし目で、気軽に飲むのには最適なワインです。

 

ワイン名: マルセル ラピエール レザン ゴーロワ 2020
造り手: マチュー・ラピエール
ヴィンテージ: 2020年
容量: 750ml
味わい: 赤ミディアムボディ
産地: フランス/ボジョレー
品種: ガメイ
特徴: 有機栽培
輸入元: 野村ユニソン