価格:4,356円(本体 3,960円)
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<インポーター資料より転載>
「ル トン デ スリーズ(さくらんぼの実る頃)」は、1866年にジャン=バティスト クレマンによって作詞され、アントワーヌ ルナールの手によって作曲されたフランスの古い歌曲です。この曲は後に、パリ コミューンをめぐる歴史に強く関連付けられ、作詞家のジャン=バティスト クレマンが想いを寄せていた女性が、「血の一週間」の間に殺害され、彼女を失った悲しさと儚い恋の想いを綴ったものと言われています。
そんな悲劇から生まれた歌曲から自らのドメーヌ名をとったのは東ドイツ出身のアクセル プリュファー。経済大学に2年ほど通っていましたが、自分の望む本来の生き方とは違うのではないかと疑問を抱くようになり、バーなどで働きはじめます。その後、兵役に就くのを嫌ってキャンピングカーに乗り込み、安住の地を求めて放浪します。そして行き着いたのがフランス ラングドック地方。この地で彼は、ヤン ロエル、ジャン=フランソワ ニック、エリック ピュフェリン(ラングロール)と出会い、彼らからワイン造りの手法とそれにかける情熱を学び、自らもヴィニュロン(ブドウ・ワイン生産者)となりました。
ル トン ド スリーズのワインを産する畑は、南フランス ラングドック地方のベダリューという街からすこし山を登った森の中にあります。ラングドック地方といえば、果実味の凝縮した力強いタイプのワインが一般的に造られるエリアですが、ル トン ド スリーズの畑の多くは標高の高い山間にあり、比較的涼しい気候と乾燥した風によってみずみずしさと清涼感のある味わいを備えたワインとなります。畑でのブドウ栽培においては、除草剤や殺虫剤、化学肥料を用いない自然な栽培を行い、醸造に関しては自然酵母による発酵にはじまり人為的な介入を避けたシンプルな方法で醸造を行っています。そのシンプルな手法で造られた彼のワインを口にすると、淡く優しい果実味とスムーズな飲み心地があり、「これは本当に南フランスのワインなのだろうか」と思えるほどチャーミングな魅力に溢れています。アクセル プリュファー自身の素朴でほがらかな人柄がピュアにあらわれた、癒しを感じさせてくれるワインとなっています。
<ル トン デ スリーズ ラ カピチュレイション ヌ パイエ パ! 2017 赤>
品種:サンソー
キュヴェ名は、直訳すると「屈服するまで支払わない!」ですが、「税金は屈服するまで(しても)支払わない!」という意味との事。
アヴァンティ ポポロよりも淡い濁った外観で、本当にロゼと見間違えるほど。抜栓直後から果実由来の甘いフルーティーさが爆発。かなり熟したイチゴ、ラズベリー、ルバーブ、若干のシャンピニオン香を感じられ、香りだけで心が踊るファンキーな仕上がり。強すぎない酸に殆ど感じないタンニンに加え、軽やかでありながら永遠に続くような果実味が感じられ、生命力に満ちあふれたようなワインとなっています。アヴァンティ ポポロよりも甘いニュアンスが強く、果実の活き活きとした魅力で押すタイプな為、14度ほどのセラー温度で飲む事をお勧めします。余韻も長く、抜栓から長く楽しむ事が出来ますが、抜栓から半日が過ぎる頃には不安定になる為、当日のうちに飲みきる事をお勧めします。
ワイン名: | ル トン デ スリーズ ラ カピチュレイション ヌ パイエ パ! 2017 |
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造り手: | ル トン デ スリーズ、アクセル・プリュファー |
ヴィンテージ: | 2017年 |
容量: | 750ml |
味わい: | 赤ミディアムボディ |
産地: | フランス/ラングドック=ルーション |
品種: | サンソー |
特徴: | 有機栽培 酸化防止剤無添加 |
輸入元: | 野村ユニソン |