ワインの説明

＜テイスティングコメント by me＞

軽く濁った明るい赤。ガスは中程度。
イチゴ、イチゴジャム、チェリー、ラズベリー、アセロラ、スパイス、酵母、ヨーグルトなどのナチュラルかつチャーミングな香り。
口に含むと穏やかながらしっかりとした発泡、ほのかな甘みを感じるエキゾチックなスパイシーさが魅力の沁み込み系の柔らかな果実味が広がります。
イチゴ、イチゴジャム、チェリー、ラズベリー、アセロラなどのナチュラルかつ軽やかな果実味。 酸味はバランスよく、軽いタンニンを感じます。 軽い甘さと優しい果実味とがチャーミングな表情を造り、 ほのかなスパイスの風味がアクセント。 酵母の風味からナチュラルな旨味が広がって行きます。 余韻もとってもチャーミング！

活き活きとチャーミング、そしてナチュラルなロゼ微発泡！ 程よいスパイスの風味がさらに多彩な表情を与えています！ 美味しい！

（2021.5.26 抜栓二日目）

＜インポーター資料より転載＞

熱い「感謝」がナチュラルを。 強い「挑戦」が炸裂する果実。 パッション兄弟のワールドが躍り出た！

アミエル一家は約800年前からこの地にいる。 畑は数100年前から所有していたが、先代はブドウを農協に売って生活をしていた。 15代目の兄弟ジョルダンとエメリックが 2012年にドメーヌ・デ・ザミエルを立ち上げワイン造りを開始。 先代が守ってきた小さな土地で出来たワインを世界中に旅をさせる夢を持っている。

【人間の体を司る物は全て食べ物】
兄ジョルダンは東洋医学の資格を持ち、漢方の調合などもできる異色の経歴。 医学を勉強するにつれ、ビオディナミ農法の植物の育て方、作り方は 東洋医学の「病気を未然に防ぐ」事と似ており 「人間の体を司る物は全て食べ物」だと気付く。 畑仕事に携わる家族やワインを飲む全ての人の為、ビオディナミ農法にする。

【世界各地でワインの修業】
弟エメリックは大学でワインを学び、ワイン国際商業におけるマスター(修士)を獲得。 その後カリフォルニア、チリ、アルゼンチン、南アフリカなど世界各地でワイン造りの修業をする。 赤はサンスフルだが力強い果実、目の詰まった凝縮感はエメリックが修業で培ってきた努力の賜物。

【先代への感謝を忘れない】
800年、何世代にも渡り先祖たちがアミエル家を途絶えず、そして畑を続けてくれた事に ジョルダン、エメリックは大変感謝している。 先代への感謝や、この地の伝統を継承したいとの思いから 「ア・ペイスー　ルージュ」と「ア・ジャン　ルージュ」は 土地の伝統的なセパージュや醸造方法でワインを造っている。 その他の「ル・ロゼ・デ・ゴンゼス」、「カリヨン」、「ムント・ダバーロ」、「ア・ルエスト」は ジョルダン、エメリック兄弟の若者ならではの柔軟な発想から造りだされ ヴィンテージによってセパージュや醸造方法を変えている。

＜デ ザミエル ファレム ト ペタール ロゼ 2019＞
品種：シラー、カベルネ・ソーヴィニョン


醸造：品種は全て一緒に混醸造、ダイレクト・プレス。
　　　コラージュ、フィルター無し、SO2無添加。


熟成：アルコール発酵が終了する前にワインを冷やして瓶詰め。
　　　そしてゆっくりと瓶内でアルコール発酵を続行・終了する。 オクシタンの方言で、『ファレンム・トット・ペタール』は、
『全てぶち壊してやる』との意味。



これは、前世紀、ラングドック地方の生産者が
ストライキをしていた時の叫びでもあります。
衝撃的な発泡酒、自己爆発する前に飲んでください・笑



熟したイチゴのフルーツ感や
カンパリソーダみたいなほろ苦い柑橘類の香り。



ブラン同様、
残糖を少し残しボトリングをし、王冠で残りの発酵を終える。



繊細かつパワフルで目が覚めるような口当りだが、
決して厚ぼったくはない。
ハーブのニュアンスも漂い、
極上の泡がいつまでも続き、楽しい時を過ごせるロゼ♪