• シャトー ラッソル アド ナチュラム アンフォレア 2017-2018 750ml

価格:3,650円(本体 3,318円)

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ワインの説明

<テイスティングコメント by me>

<インポーター資料より転載>

シャトー・ラッソルは2002年、ロームシュタイン(Romestaing)の地にステファニー・ルーセル(Stephanie Roussel)女史によって設立されました。 ステファニーは経済学、法学を学んでいました。 しかし、ワインの世界に惚れ込み、ボルドーのビストロで働いた後にヴィニュロンの道へ進みました。

畑はボルドー、ソーテルヌ地区から続く砂礫土壌に石が混じります。 1947年、1960年に植樹されたマルマンデ伝統の古木であるアブリュー(果肉まで赤いタンチュリエ品種)、 コー、フェルセルヴァードゥ、シラー、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローが除草剤、化学肥料、合成肥料なしで育てられています。 そして、フィロキセラ禍によって接ぎ木を施していない樹齢100年を越える古木、フラン・ド・ピエのセミヨンとカベルネ・フランが彼女をこの畑の虜にしました。 彼女を導いたのはブルゴーニュの母、ラルー・ビーズ・ルロワ女史です。ビオディナミによる栽培方法はルロワに師事しています。 土地の特徴、そして畑と土中の生態系を尊重することでワインにテロワールを転写するのです。

2013年ごろより、イタリア産の卵型アンフォラタンクを採用し増やしています。 この卵型はφ黄金比率によって形成されており、角が無い形状のため、手を加えることなくアンフォラの中でジュースが自然と滞留し循環するのです。 そのため、人為的なピジャージュを施すことはありません。 また、適度な酸化を促すことにより、ワインに緊張感を与えます。

シャトー・ラッソルではマセラシオン・カルボニックは施しません。 土壌の特徴をより鮮やかに表現するためにはマセラシオン特有の香りは避けた方が良いという判断です。 基本的には全房で発酵させますが、成熟度の高いヴィンテージは過度なタンニンを避けるため除梗します。 破砕はごく軽く、もしくは一切しません。

<(2017+2018) アド・ナチュラム アンフォレア  ヴァン・ド・フランス>
ラテン語で“自然に還る”の意味。フランス語でDNAを意味するADN、細胞の世界、命の根源というメッセージ。

葡萄・樹齢:カベルネ・ソーヴィニヨン70%(17年75%、18年25%:樹齢30年)、アブリュー30%(18年:樹齢80年)
畑・土壌:土壌は全てソーテルヌ地方から続いている赤いグラーヴ・砂礫の脈。カベルネの区画は粘土石灰質。
醸造・熟成:収穫は手摘み。各品種を別々に醸造。除梗したブドウをステンレスタンクで2週間低温マセラシオン。 破砕せず。アルコール発酵が終わるころ圧搾、セパージュ毎にドイツ製砂岩質アンフォラでアルコール発酵を終了させる。
2017年のカベルネ・ソーヴィニヨンはドイツ製砂岩質アンフォラで20か月間の熟成。バトナージュもスーティラージュも行わない。
2018年のカベルネ・ソーヴィニヨンとアブリューは、同様のアンフォラで9カ月間の熟成後アッサンブラージュして3か月間コンクリートタンクで熟成。
その後ヴィンテージもアッサンブラージュして更に3か月間コンクリートタンクで熟成。 濾過も清澄も施さず。瓶詰め時SO2添加せず。



プラム、イチジク、紫果実のピュアなエキスにナツメグ、シナモンが混然となり渦を描くようで 個々の要素を拾い上げる意味はあまりない。 熟したカベルネ・ソーヴィニヨンの整然とした細やかな微粒子は重力を感じさせない。 アンフォラの釉薬要素は皆無、ワインの味わいの外殻が口の中で全て取り払われたような錯覚に襲われる。 無重力なミクロ微粒子はトリュフチョコレートの風味を伴い、中心軸から立体的に拡散していく。 球体状に延々と広がる余韻。ラッソルの傑作。前は上代4,000円だったような…。個人買い必至。(2020年1月)

 

ワイン名: シャトー ラッソル アド ナチュラム アンフォレア 2017+2018
造り手: シャトー ラッソル、ステファニー・ルーセル
ヴィンテージ: 2017+2018年
容量: 750ml
味わい: 赤フルボディ
産地: フランス/シュドウエスト
品種: カベルネ・ソーヴィニヨン70%(17年75%、18年25%:樹齢30年)、アブリュー30%(18年:樹齢80年)
特徴: ビオディナミ 酸化防止剤無添加
輸入元: オルヴォー