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人気の自然派カンティーナ ジャルディーノ!自由な精神に溢れた独創性あるワインを醸します!カンジャルと友人のナルドーネと全く同じ醸造的プロトコルでフィアーノを醸し、翌春にブレンドしボトリングしたというワイン!
ワインの説明
<インポーター資料より転載>
エノーロゴであるアントニオ デ グルットラを中心として、6人の仲間が共同出資して始めたワイナリー。それまでも仲間内の自家消費用にブドウを購入し、2000本程度のワインを醸造していた
のだが、タウラージ生産地域のブドウ栽培農家が、新しく畑を仕立て直す農家対象の助成金を得るために高樹齢のブドウを抜いていく現状に危機感を感じた彼らは、2003年からワイナリーとし
てのワイン生産を始める。タウラージ生産地域は地価が高く、若い彼らは畑を買うことを断念、信頼の置けるブドウ栽培農家から購入したブドウで生産することに。樹齢の古いブドウ樹は、若い
樹に比べると収量が少なくなるため、ブドウを売って生計を立てている農家としては生産性の高い畑に仕立て直すことは魅力的に思えるわけだが、アントニオは伝統的なブドウ樹の仕立て
(ラッジエラ・アヴェリッネーゼ)、高樹齢の樹などの持つ文化的価値を農家に認識さしてもらおうとしており、あえて歩留まりの悪い高樹齢の樹を守る対価として、市場価格よりも高額でブドウを
購入するようにしている。もともと畑で除草剤などの化学的な薬剤を使用していなかった農家に、草生栽培や無肥料での栽培など、さらに踏み込んだ農法を依頼しより高品質のブドウを生産し
てもらっており、それまでは生産したブドウを売っていただけのそれら農家は、アントニオの醸造面、マーケティング面での援助により、自らワインを生産し、ボトリングするまでになっていて、双方
にとって有効かつ建設的な関係が築かれている。すべてのワインは、無清澄、ノンフィルターでボトリングされている。
<カンティーナ ジャルディーノ FXF フィアーノ X フィアーノ 2020 オレンジ>
フィアーノX(かける)フィアーノでFXF…。最近仲良くなった造り手、テヌータ ヴィンチェンツォ ナルドーネとのコラボ作品的ワイン。カンジャルのワイナリーから12kmほど離れた場所の信用のおける農家から分けてもらった3tのフィアーノを、カンジャルとナルドーネで等分し、お互いのセラーで全く同じ醸造的プロトコル※を採用し醸したものを翌春にブレンドしボトリング、半量ずつお互いのワイナリー名義で売ることにしたワイン(表ラベルは一緒ですが、裏ラベルの表記が違うそう)。
※一部のブドウを全房のまま、残りのブドウは徐梗しプレス、そこに4ケース分の梗も加え4日間のマセレーション、ステンレスタンクでの醗酵&熟成。
すでに混ざってしまっているわけですから、我々には知りようのないことでもあったので、アントニオにカンジャルとナルドーネのワインにどれほどの差があったのかと、その差の要因を聞いてみたところ、こんな答えが返ってきました。
「まずは醗酵の進み方からして全然違っていた。ナルドーネは1か月と経たずにアルコール醗酵が完了したけど、うちらは2か月以上かかった。うちらのワインはワイルドというかなんというか…ヒサトも良く知っているように、揮発酸もそこそこにあって直線的な味わいなのに対し、ナルドーネのは、ほんとクリーンでさ…(笑)。全く同じブドウだとは思えないほどの差だったよ。これほどまでの差が生まれる要因で俺が思い当たることといえば、やはり蔵の微生物環境ってことになるのかな。うちらは創業からずっと培養酵母に頼らない“野生醗酵”を実践してきたわけで、蔵にも様々な微生物が棲みついていることが予想されるのに対し、ナルドーネは畑ではずっと誠実な仕事をしてきたようだけど、セラーでナチュラルな造りに転換したのはここ最近のこと。つまり、彼らのセラーには、今でこそ使わなくなった培養酵母がいまだに優勢な状態で棲みついてしまっているんじゃないのかな。だから、アルコール醗酵もうちらと比べるとスムーズに進むのだろうし、バクテリアがほぼ生息していない環境だから、揮発酸も上がらずクリーンなワインができる…。」
ラベルは、パーネヴィーノのジャンフランコの長男、イザッコが手掛けています!ギャラはドロゴーネ ランビック1ケースだったそう(笑)。240本入荷
ワイン名: | カンティーナ ジャルディーノ FXF フィアーノ X フィアーノ 2020 |
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造り手: | カンティーナ ジャルディーノ |
ヴィンテージ: | 2019年 |
容量: | 750ml |
味わい: | 白辛口、オレンジワイン |
産地: | イタリア/カンパーニャ |
品種: | フィアーノ |
特徴: | 有機栽培 酸化防止剤無添加 |
輸入元: | ヴィナイオータ |