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しっかりとワインが安定するまでインポーターさんが寝かせたリヴァトン2015赤がリリースされました!スルスルと飲める質感を持ったブルゴーニュ的しなやかさのあるエレガントな味わい!樹齢80-100年という古樹から造られました!
ワインの説明
<テイスティングコメント by me>
ふちにオレンジが見え始めた透明感のある紫色。
ダークチェリー、カシス、プルーン、カシスリキュール、リコリス、赤い花、スパイス、アニス、シナモン、コショウ、ほのかに獣などのエキゾチックに艶やかな香り。
口に含むと綺麗な酸味と滑らかなタンニン、軽やかさを残したエレガントな飲み心地を持った複雑で艶やかな赤い果実の味わいが広がります。
チェリー、ダークチェリー、カシス、ラズベリーなどのピュアな果実味。
綺麗な酸味はバランスよく、滑らかなタンニンとともに味わいによく溶け込んでいます。
エキゾチックなスパイスの風味も同様にピュアな果実味に溶け込み、
口の中で探していくと多彩なスパイスが顔を出します。
ミネラルもしっかりと感じられ雑味なくピュア。
余韻はすっきり。
5年熟成ならではの赤ワインらしいクラシックなエレガンスとナチュラルさを同時に持った飲み頃の赤!
多彩なスパイスのニュアンスが艶やかな味わいを彩り、
樹齢の高さが複雑な味わいを生み出しています!
インポーターさんが寝かしてくれたおかげで不安定な要素はありません。
(2021.2.21 抜栓二日目)
<インポーター資料より転載>
「この地で素晴らしいワインが造れないなら、自分に才能は無い」
南フランス ルーション地方、フレデリック リヴァトンがこの乾いた大地にやって来たのは2004年。かつては酒精強化したワイン、リヴザルトの産地として栄えたこの地域も現在ではすっかり寂れてしまい、地元の協同組合などもバタバタと倒産しています。その一方で、高い樹齢を誇るブドウ畑の多くが売りに出され、この地での過酷な仕事を覚悟した人だけが、宝石のような畑を手に入れ、ワイン造りに挑戦することができます。フレデリック リヴァトンもその一人。暑く乾燥した大地からみずみずしくエネルギーに満ち溢れるワインを生み出しています。
もともとフランス東部、スイス国境に接するフランシュ=コンテ地方にルーツを持つフレデリック リヴァトン。そんな彼が生まれ育った土地を離れ、ルーションという土地を選んだ理由はやはり、樹齢100年近いブドウが植わる畑があったからだと言います。この地に馴染みがあったわけではなかった彼が、過酷な気候の大地にしっかりと根付く高い樹齢のブドウ樹たちを目にした時「この場所で、このブドウで、素晴らしいワインが造れないとしたら自分に才能が無いと言うことだ」と強い信念と決意を持って、自身のワイン造りをスタートさせました。
フレデリック リヴァトンは現在、10.5haほどのブドウ畑に加えて3〜4haほどの土地で養蜂や羊の飼育も行っています。栽培に関しては2010年よりビオディナミを取り入れ(2004〜2009年ビオロジック栽培)、除草剤や化学肥料などを用いずに活力溢れるブドウを収穫するために工夫を重ねています。
2016年には、念願の新セラーが完成。石とコンクリートのみで組み上げられたセラーは、灼熱の太陽が降り注ぐルーションでも保温、保湿が維持され、理想の環境を手に入れました。天然由来の物以外を使いたくない、キュヴェによっては長期熟成が必要との理由から、ファイバータンクを使わず、コンクリートタンクを使用。瓶詰時にもポンプを使用せずに重力を利用するなどワインに負荷を与えない方法で醸造を行っています。
なお、酸化防止剤となる亜硫酸は発酵前に少量添加し、熟成中や瓶詰め時には添加致しません。
「リヴァトンは美味しいんだけれど、不安定になりがちだよね...」とお嘆きの皆様、お待たせ致しました。その素晴らしいクオリティを最大限に引き出すために、寝かせに寝かせ、安定し素晴らしい状態に変貌した5アイテムのご案内です!
<VdF Vieilles Vignes NV2015 / VdF ヴィエイユ ヴィーニュ NV2015
産地:フランス ルーション地方
品種:カリニャン70%、シラー20%、グルナッシュ10%
樹齢80〜100年のカリニャン、グルナッシュで造られる。コンクリートタンクで3年間熟成させた後に瓶詰め。濃いルビー色の外観。非常に熟した黒系果実のニュアンスがあり、プラムやカシスを煮詰めたようなクレイジーな果実感が飛び込んできます。徐々にちょっとしたスパイスやハーブのニュアンスが加わり、品のあるエレガントな香りにまとまってきます。熟成の為か、全体がまとまりのある果実で覆われ、熟成した南仏の素晴らしい香りが感じられます。味わいは黒い果実が口の中で爆発するかのような果実の弾けっぷりが感じられますが、きちんと骨格の有る酸がそびえているため、ダレた味わいにはなっていません。タンニンはあくまでも丸く、果実味もエレガントな質感に変化しており、酸とのバランスも非常に良好。結果、スルスルと飲めてしまう質感に仕上がっており、つい2、3杯と飲み進められてしまいます。ワイン単体でも美味しく飲めますが、鴨や羊の料理と併せて飲みたくなる、素晴らしいワインです。
トンベ デュ シエルやグリブイユがボルドー的ワインと例えるなら、こちらはブルゴーニュ的しなやかさのあるエレガントなワイン。南仏ワインが苦手な方でも楽しめるこの質感は非常に貴重です。
2日目以降は果実感が若干落ちますが、味わいのバランスは不安定になることはなく、安心して飲むことが出来ます。
ワイン名: | リヴァトン ヴィエイユ ヴィーニュ 2015 |
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造り手: | リヴァトン、フレデリック リヴァトン |
ヴィンテージ: | 2015年 |
容量: | 750ml |
味わい: | 赤ミディアムボディ |
産地: | フランス/ラングドック=ルーション |
品種: | カリニャン70%、シラー20%、グルナッシュ10% |
特徴: | ビオディナミ |
輸入元: | 野村ユニソン |