
ワインの品質保持のため春~秋の配送にはクール便のご利用を強くお勧めしております。クール便をご利用されなかった場合の液漏れなどのクレームはお受けできません。何卒ご了承くださいませ。m(_ _)m
「2018年はとにかく全てが上手く行ったんだ」という言葉通り、ひとつ上のレベルの出来栄えなったオジルの2018!華やかな香りやクリーミーさなどヴィオニエらしさも表現しつつ、瑞々しい軽やかさも残した素晴らしいワインです!
ワインの説明
<テイスティングコメント by me>
濁りのない綺麗なレモンイエロー。
白い花、桃、杏、洋梨、オレンジ、りんご、ハーブ、クリーム、バターなどの華やかでクリーミーな香り。
口に含むと豊かな酸味とヴィオニエらしさがよく出た華やかな果実のハーモニーが広がります。
桃、杏、洋梨、オレンジ、りんごなどの豊かな果実味。
口あたりの良い酸味は予想以上にあり、しっかりと骨格を造っています。
白い花、香水の華やかなニュアンスや
ミネラル、ハーブ、クリーム、バターなどの風味も感じられます。
ヴィオニエらしさも表現しつつ、過度な重量感はありません。
余韻もすっきり。
春に向けて明るく華やいだ気分にさせてくれる味わい!
華やかな香りやクリーミーさなど
ヴィオニエらしさも表現しつつ、過度な重量感はありません。
ナチュラルなだけでなく、しっかりとしたお料理にも寄り添えるエレガンスと上質さも感じます!
(2021.2.12 抜栓二日目)
※追記
抜栓直後はやや硬め。日に日に完成度が高くなり、抜栓4日目最高です!上品な果実味とミネラルのクールさ、最高に美味しいです!
<インポーター資料より転載>
2013年にトマとジャン=ダニエルのオジル兄弟によってはじめられたドメーヌ オジルもこのアルデッシュの潮流の中で生まれた新しい自然派ワインの造り手です。彼の父親は、典型的なこの地域の栽培農家で、ブドウのみを栽培してそれを協同組合に売っていました。しかし近年は、協同組合の倒産や低価格な新世界ワインの台頭によるネゴシアンの販売不振などの影響もあり、栽培農家として生計を維持するのが年々厳しくなっています。そんな中、息子のトマ オジルは、近隣のジェローム ジュレやジル アゾーニの成功を見て、自分たちの代では自然派ワインを造るんだという意志を固めて行きます。トマはまずジェローム ジュレの下でワイン造りを学び、そして独立前にはジル アゾーニの下でも研修を重ねます。特にジル アゾーニの息子であり、現在は引退したジルの後を継いでワイン造りを手がけるアントワンヌ アゾーニとオジル兄弟は、同世代ということもあって親交が深く、切磋琢磨しながら先駆者達の経験と知識をしっかりと吸収して、初ヴィンテージからキラリと光る魅力の備えたワインを生み出しています。
2019年末、初来日を果たし、短いながらも日本を堪能していったオジル兄弟。
「2018年はとにかく全て(栽培、収穫、醸造)が上手く行ったんだ」と話す彼らの言葉通り、今までとは1つ上のレベルにあがったワインを造り出しました。
アルデッシュ渓谷の入り口、常に4世代が住むというまるで桃源郷の様なお家に住むオジル一家。引退をした父親から引き継いだ畑を、ジャン=ダニエル(兄)、トマ(弟)二人で守っています。畑にはオリーブや桃など多くの植物が植えられていて、2017年より新築を始めた倉庫には、ジェロームジュレから譲り受けたパーツを使用したプレス機があり、近所に住むアントワーヌ アゾーニと共同で購入した機械がありと、お互いに協力をしつつアルディッシュの魅力を伝えるために切磋琢磨をしている様子が伺えます。
「暑くなり過ぎた2017年と違い、適度な雨と理想的な天候がワインに複雑味とエレガントさを与えてくれた」と満面の笑みで語っていたオジル兄弟。今回はその素晴らしいヴィンテージの恩恵を受けた2018年の中から、到着後、弊社倉庫で状態を落ち着かせた白3キュヴェと赤1キュヴェの計4キュヴェをご案内です。
< VdF Sans Roncune 2018 / VdF サン ロンキュンヌ 2018>
産地:フランス コート デュ ローヌ地方
品種:ヴィオニエ100%
一般的なヴィオニエの重たく甘い味わいが嫌いで、酸の有るクッキリとした質感を目指して造られたキュヴェ。この年は収穫時にpH値を見つつ通常より早めに収穫。酸を残して収穫した方が、この地域では結果的に醸造が上手く行く事が多いそうですが、このエリアでは3日遅れただけでも酸が格段に落ちるため、収穫時期はナーバスになるそう。
クリアで透明感のある麦藁色の外観。最初は白い花の香りや柑橘系のニュアンスを感じますが、次第に淡い黄色い花やフレッシュなリンゴ、グレープフルーツのニュアンスが立ち昇ります。味わいは抜栓直後に骨格のある酸、ミネラルを感じ、次第にヴィオニエ特有の若干の苦味やグレープフルーツの白い部分の様なニュアンスが全体を引き締め、時間とともにフレッシュな桃や洋梨の果実味が溢れて気持ちが沸き立ってきます。とてもフレッシュで愛らしいキュヴェ。様々な要素が出てくる中盤以降の味わいは、食事との相性が良く、サラダや白身魚、鶏料理と合わせるとより楽しむことが出来ます。
2日目以降もマメ等の不安定さが出ることはなく、美味しく飲み進めることが出来ます。
ワイン名: | オジル サン ロンキュンヌ 2018 |
---|---|
造り手: | オジル、トマとジャン=ダニエルのオジル兄弟 |
ヴィンテージ: | 2018年 |
容量: | 750ml |
味わい: | 白辛口 |
産地: | フランス/ローヌ |
品種: | ヴィオニエ100% |
特徴: | 有機栽培 酸化防止剤無添加 |
輸入元: | 野村ユニソン |