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人気のローヌ自然派マス ド レスカリダ!素晴らしくジューシーな2019のソタ モン ソレウ!!濃密でありながら、生の果実を齧ったような瑞々しさが魅力です!メルローらしさも感じられ、ナチュラルなフルボディ好きには最高です!
ワインの説明
<テイスティングコメント by me>
濃い不透明な紫色。
カシス、プルーン、ブルーベリー、ダークチェリー、リコリス、微かにインク、鉄、スパイスなどのナチュラルかつ濃厚な果実の香り。
口に含むと柔らかな酸味と豊かなタンニンと共に、生のブドウを口にしたような素晴らしいジューシーさを持った果実の味わいが広がります。
カシス、プルーン、ブルーベリー、ダークチェリーなどのフレッシュかつ良く熟した果実味。
柔らかな酸味はやや控えめながらバランスよく、若々しく豊かなタンニンも口当たり良い。
華やかな果実味が優勢ですが、ジューシーなアタックの後インク、ハーブ、シダー、ヨーグルトなどの風味も顔を出します。
濃厚でピュアでフレッシュ。
余韻も活き活きとした果実味が残ります。
素晴らしくジューシーな2019のソタ モン ソレウ!!
濃密でありながら、生の果実を齧ったような瑞々しさが魅力です!
メルローらしさもばっちり感じられ、ナチュラルなフルボディ好きには最高です!
(2020.1.22 抜栓二日目)
<インポーター資料より転載>
新たなヴィニュロンの群雄割拠が目覚ましいローヌ地方アルデッシュ地区。
ル・マゼルのジェラール・ウストリック、ジル・アゾーニといったアルデッシュ地区の先駆者に導かれるように新星のような造り手が次々と誕生しています。 オクシタン語で“運命の家”を意味するマス・ド・レスカリダ。
ローラン・フェル氏はまさに運命に導かれたヴィニュロンなのです。 アルプス出身のローラン氏は元々ワイン造りに携わる家系ではありませんでした。大学卒業後、得意のフィールドワークを生かして地図製作者として活躍していました。 2004年、奥さんの仕事の都合でアルデッシュに越してきたが大きな転機となります。葡萄畑での収穫を経験したローラン氏は一念発起し、ボルドー大学へ葡萄栽培学と農業を学び、2006年には農業エンジニアの資格を取得しました。
アルデッシュに戻ったローラン氏は、その知性と行動力を持って農業領事議会で葡萄畑の有機栽培コンサルタントとなったのです。 ジェローム・ジュレ、ジル・アゾーニ、ル・マゼル、レ・ドゥー・テール…アルデッシュで自然なワイン造りを志す造り手たちと交流を深めるうちに、栽培だけではなく自らのワイン造りの夢が芽生えてきたのはごく自然なことでした。
ローラン氏は自然な葡萄栽培の第一人者ですが、醸造は未経験。栽培コンサルタントの仕事を通じてジェローム・ジュレといった造り手たちから醸造を学びました。 2012年、アルデッシュ南端サニヤックの3.2ヘクタールを買い取り、マス・ド・レスカリダは産声を上げました。
醸造所もなく、道具もない中、コンサルタントの仕事と並行してワインを造り始めます。 当初は道具を借り、小さなタンクを買って自宅でワインを造っていました。当然、葡萄はすべて醸造出来ないため、一部を除いては農協に売っていました。 2014年、コンサルタントの仕事を辞してワイン造りに専念。そして2015年、念願の醸造所を設立し、初めて全て自らの手でワインをリリースすることとなったのです。 地図製作のフィールドワークが育んだ畑の観察力、エンジニアの資格取得後に栽培コンサルタントを務める知性。 アルデッシュに新たな綺羅星が誕生しました。
●ワイン造りの哲学●
ローラン氏の一番の哲学はテロワールをワインに表現したいことです。 サニヤック村のテロワールはとにかくミネラル感、フレッシュ感、酸味、飲みやすさ、旨みが特徴的です。 その味わいを素直に反映させるために、できるだけ人の手をかけない醸造法、シンプルな醸造を心描けています。 『葡萄の味、テロワールの表現、そしてビュヴァビリテ(飲み心地の良さ)。それだけさ。』 また、必要な時以外は亜硫酸を添加しません。 葡萄とテロワールの味の表現を楽しんでほしいこと。これが無添加のワインを造り始めた大きな理由なのです。
<(2019) Sota Mon Soleu Vin de France ソタ・モン・ソレウ ヴァン・ド・フランス >
葡萄:メルロー 樹齢:35~40年
畑・土壌:標高500メートル、南南東向き。三畳紀の砂岩の上に砂、シルト、泥土。
第四氷河期の氷河に由来するシスト、クオーツ、シレックスといった石が散見される。
醸造・熟成:除梗して破砕せず4日間マセラシオン、ルモンタージュ・ピジャージュせず。
天然酵母。圧搾後、ステンレスタンクでアルコール発酵、マロラクティック発酵。8か月間
タンク熟成。SO2添加せず。濾過・清澄ともにせず。6月に愛情と共に瓶詰め。
明らかに例年よりも濃い深みのある色調。
ブルーベリーを練り込んだヨーグルト、集中力のある香りがグラスから飛び出てくる。
熱量の高いミレジムならではの甘く凝縮した香りながらくっきりとした果実。
腐敗や不衛生さ、危うさが皆無で香りにブレがない。
例年よりも凝縮と奥行きがあり、両年のボルドー右岸(樽の要素なし)を思わせるダークフルーツ、
ブラックカラントにわずかなナツメグの要素が果実の甘さを引き立てている。
凝縮度の高い黒系果実ですが、口の中に含むと驚くほど軽やかにほどけていくレスカリダ節。
果実と同調した細かいタンニン、奇麗に巡る酸の支えも心地良いバランス。
黒果実と上質なメルローに感じるココナッツを思わせる風味を伴う余韻。
温暖なミレジムの魅力をしっかりと出しながらも豆は全く感じない。
アルコール度数14% 傑作。
(2021年1月 村岡)
ワイン名: | マス ド レスカリダ ソタ モン ソレウ 2019 |
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造り手: | マス ド レスカリダ、ローラン・フェル |
ヴィンテージ: | 2019年 |
容量: | 750ml |
味わい: | 赤フルボディ |
産地: | フランス/ローヌ |
品種: | メルロー |
特徴: | 有機栽培 酸化防止剤無添加 |
輸入元: | オルヴォー |