
ワインの品質保持のため春~秋の配送にはクール便のご利用を強くお勧めしております。クール便をご利用されなかった場合の液漏れなどのクレームはお受けできません。何卒ご了承くださいませ。m(_ _)m
フランスやスペインの自然派の造り手で修業をした中子さんが立ち上げたワイナリー、國津果實酒醸造所!優しく柔らかな、染み込む飲み心地の癒し系微々発泡!まったりとした酵母の風味も果実味とよく溶け合いクオリティ高い!(※造り手さんの品種による先入観なくワインを味わって欲しいという思いから、品種名は伏せてあります。)
※こちらのワインはポイント付与、送料無料対象外です。何卒ご了承くださいませ。
ワインの説明
<テイスティングコメント by me>
軽く濁ったレモンイエロー。
ぶどう、酵母、白い花、洋ナシ、桃などの甘く柔らかな香り。
口に含むとやや控えめな優しい泡、まったりとした酵母の風味とほんのり甘いぶどうの果実味が溶け合い心地よく広がります。
ぶどう、洋ナシ、桃などのほのかに甘さの残るフレッシュな果実味。
酸味は控えめながら、細やかな泡がすっきりさを補っています。
口の中にも優しい香りが広がり、フィニッシュはすっきりと体に染み込みます。
この品種のワインの中では秀逸の出来栄え!!
とても高いクオリティだと思います。
優しく柔らかな染み込むのみ心地の癒し系微々発泡。
まったりとした酵母の風味もとても綺麗で、
ほんのり甘いぶどうの果実味とよく溶け合っています。
(2020.12.11 抜栓二日目)
<生産者資料より転載>
私たちの造るもの
それは
農家のワイン
弊社、株式会社國津果實酒醸造所は、名張商工会議所様をはじめ、三重県名張市の
たくさんの皆様に支えられ、今年、平成30年3月に設立を致しました。
醸造所は、名張市様のご協力の元、廃校となってしまった小学校を醸造施設として改修し利用させていただいております。
醸造所のテーマは葡萄農家。
ワイン造りは、冬から早春に行われる葡萄の剪定から始まります。
農家様が葡萄達と汗をかきながら一緒にワインになる事をめざして、様々な壁を乗り越
えて、手を取り合って、長いシーズンを歩んでいきます。そして、収穫を迎える頃に、葡
萄達は農家様と共に育ち、自分達がどういうワインになりたいかという意思を固めてま
す。
<國津果實酒醸造所 BUDOU TO IKIRU Primeur ブトウ ト イキル プリムール 2020>
ぶどうと活きるについて
今回、使用した葡萄は、山形県山形市で葡萄栽培をしている、枝松祐介氏 、 古内重光氏、高瀬康輔氏3名が育てる葡萄を100%使用しました。
彼らは地元が葡萄の一大産地でありながら、担い手不足が原因で葡萄園の廃園が、次々と増えていく現状のなか、地元の名産品を一生懸命作ってきた先輩たちの葡萄をどのように守っていくか、また楽しく運営を継続していけるかをテーマに掲げ、活動をされています。
例えば、歳を老いて、息子さん、娘さんが継続できず、何代も続いてきた葡萄畑を廃棄してしまいそうな場合に、彼らが畑をひきうけ、葡萄園を維持していくという活動をしています。
彼らは仲間を集い、葡萄づくりの醍醐味を共有することで、地元の若者に新たな職の選択と、地域で続いてきた葡萄畑の維持に貢献しようと奮闘しています。
また、もう一つの大切なテーマは、「兼業」ということかもしれません。
枝松氏、古内氏それぞれ、葡萄以外に、他のお仕事をもっています。
その中で、彼らが管理できる畑の規模を踏まえて、労働の分配等、葡萄園をやりくりできるやり方を追求し、「高品質な生食用ぶどう、理想のワイン用ブドウ」の生産をかかげて葡萄園を運営しています。
兼業というと、どっちつかずというイメージを持たれる方がいるかもしれません。
しかし、労力が半端なく、収入が少ないとう農業運営が一般的になりつつある、この日本において、他で収入を得ることで、収入面の不安を払拭し、作業規模を無駄に増やさず、できる範囲にしぼって、畑作業の質向上に精進していくことは、かえって、高品質な葡萄を生産する一つのモデルだと私たちは考えています。
2020年のPrimeur仕込みについて
國津果実酒醸造部(中子/野乃花/空樹)より
今年は、山形はとくに豪雨や浸水の知らせもあって少し心配になっていましたが、その心配もなんのその、糖度は今まで私たちが預からせていただいた葡萄達の中でも一番高く、凝縮感の高い葡萄達をお預かりしました。
醸造でのテーマはこの子たちの凝縮されたフルーツ感をしっかり出すようにすること、食味したときは少し控えめではありましたが、きれいな酸を殺さないことを目指しました。飲みごたえ余韻がありながら、ごくごく飲めるように。
また発酵をもたつかせて、エグミやバナナ感が出ないように、発酵をさっと終わらせるように、発酵の初期でルモンタージュを2度行い、酵母達に酸素を供給し、発酵を走らせながら管理しました。また糖度が高かったため、瓶詰め時の比重は例年より進ませてから瓶詰めし、課題だった澱をなるべく除去するために、今回は1か月間という短期間ではありますが、簡易的なルミアージュを行い、デゴルジュマンをしました。
ハチミツのような甘そうな香りに、カリンやグレープフルーツ、すこしだけドライでスパイシ。
今年はほんのり大人なプリムールに仕上がりました。
悔いが残るのは。。。デゴルジュマンがあまりうまくいかず、、思いのほか澱が残ってしまっていることです。。。。
今年も個性てきな良い葡萄を預けて頂いた葡活の皆様に本当に感謝いたします!!
皆様のお口に合いますように◎
https://www.kunitsu-wine.com/budoutoikiru20primeur
ワイン名: | 國津果實酒醸造所 BUDOU TO IKIRU Primeur ブトウ ト イキル プリムール 2020 |
---|---|
造り手: | 國津果實酒醸造所、中子具紀 |
ヴィンテージ: | 2018年 |
容量: | 750ml |
味わい: | ほのかな甘さが残る白微々発泡 |
産地: | 日本/三重県 |
品種: | 山形県産 「ぶどうと活きる」栽培(※品種による先入観なくワインを味わって欲しいという造り手さんの思いから、品種名は伏せてあります。) |
特徴: |