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初リリースの「まどぎわ」はデラと甲州を用いた白!松岡氏の「緩い酒質で、でも濁らせ過ぎず、独自性のあるワインを造る」という哲学がよりシンプルに表現され、デラのボリュームと甲州のピュアさがバランスする味わい!
※こちらのワインはポイント付与、送料無料対象外です。何卒ご了承くださいませ。
ワインの説明
<生産者資料より転載>
<まどぎわ 2017>
初リリースとなる
デラウェアと甲州の白ワイン。
勝沼町小佐手地区のデラウェアと甲州を
メインに、甲府市善光寺のデラウェアも使用。
2017
年はデラウェア
と甲州
の畑が増えた
が、
『
ジャロピ
ー』
は
徐々にヴィニフェラ比率を上げていく計画
のため
、
『ジャロピー』とし
て仕込むのではなく、
ワイン造りの基本
の再確認も兼ねて、
今回
増えた
デラウェア
で
白のス
ティル
ワイン
を造ろうと決意し、
『まどぎわ』が誕生した
。
松岡氏曰く
このワインは
、「
3
年越しのご挨拶」とのこと。確かに
『まどぎわ』
の中には
「緩い酒質で、でも濁ら
せ過ぎず、独自性のあるワインを造る」という松岡氏のワイン造りのポリシーが、
『
ジャロピー
』
や
『
おやすみなさ
い
』
よりも
シンプル
に
、
それでいて
しっかり
と表現されている
と感じる
。
『まどぎわ』
というワイン名
に
は
、
「
ドメーヌ・ポンコツは主流を追うのではなく、隙間に収まるような
存在
で良
い。
窓際にいて、主流を眺めているだけで良い」
という気持ちが込められている。
発酵の終わった直後は、メロンや洋梨といったエステリックな香りが支配的だったが、現在はリッチで上品な蜜
の香りと、凛とした透明感のある落ち着いた香りにつつまれ
ている。デラウェアの
ボリューム
と、甲州のピュアで
透明感のある縦への伸びで
見事にバランスがとれており、美しさを感じるワインに仕上がっている。
<ドメーヌ ポンコツ>
松岡
数人
かずと
氏は大阪府堺市の出身で、山梨大学にてブドウ栽培や
、
発酵,醸造の基礎を学ぶ。大学卒業後は、静岡県伊
豆市の中伊豆ワイナリーに
2000
年から
15
年間勤務し、
醸造責任者を務めた。
松岡氏が山梨でペイザナ農事組合法人に加入し、
ドメーヌ・ポンコツの立ち上げを決意したきっかけには、ドメー
ヌ・オヤマダの小山田氏との出会いがある。
松岡氏は、
2005
年頃に樽の販売業者が企画した
フランスへのツアーで
、小山田氏
と出会った。
外部との
情報交換
が
あまりなかった松岡氏にとっては、このツアーが色々なことを考えるきっかけになったという。その後
、
中伊豆ワイ
ナリーで
ワイン造りをしているうちに
疑問
に思ったことなどを
、小山田
氏に
質問
するなどして交流を深めていった。
二人とも同時期にビオディナミにチャレンジしていることなどを見ると、お互いが良い刺激になっていたことがうか
がえる。このビオディナミへのチャレンジは、高温多雨な気候の中伊豆では上手くいかなかったが、タイミングを見
極めることによって
、防除の回数を
相当数減らせると
いうことを
学ぶことができたという。その後、松岡氏は自身の
勉強のため、山梨で小山田
氏
と
共に
月に
1
回
程度
作業をするようになった。
その間に
栽培から醸造までを自ら行う
ペ
イザナという
存在
を知り、
彼らの考え方に共感した松岡氏は、
2012
年頃に
小山田氏に対して、
ゆくゆくは山梨に移住
してペイザナに入りたいという話をした。
既に松岡氏の造るワインを知ってい
て、ブドウ造り、ワイン造りに自らと
近いものを感じていた
小山田
氏は
、
快くその話を受け入れ
た。
その後も月
1
回程度一緒に仕事をして、自らの仕事を
見せ、信頼関係を築いていった
。
そして
2015
年
の植え付けのタイミングで
山梨に移住することを決心
した。
松岡氏は、既に市場にあって
自分が飲みたいと思うものがあっても、それを造りたいとは思はないという。既にあ
るものを造る必要はないと思っていて、どこにもない
美味しいものを造
ることを目標としている
。ただ、
松岡氏
の考
え方に影響
を与えたワインが
いくつかある。例えばとある山梨のワイナリーの白ワイン
を飲んだ時は「俺は誰になん
と言われようが、こうゆうワインなんだ
!」という主張を強く感じ
、
ワイナリーとしての在り方や、製品に対してのこ
だわり方に筋を通していて、実際に飲んでみても
それ
を感じ
ることができる
という物作りに感銘を受けた
という
。
今後、
5
年以内にヴィニフェラでロゼのスティルワインと、白のスティルワインをそれぞれ
1
種類造る予定。
松岡氏本人は赤ワインを飲みたいと思うことはあまりないそうで、今後赤ワインを造るつもりもないという。緩い酒
質で、でも濁らせ過ぎず、今の市場には存在しない独自性を持ったワインを造っていきたいと語ってくれた。
自然派ワインへの入りになったワインは、前述の樽の販売業者が企画したフランスツアー中に、パリのレストラン
で小山田氏がチョイスしたフランソワ・シデーヌ。これは単純に美味しいと思った
という
。小山田氏との出会いと重
なってい
た
こともあり、自然派を意識し始めたきっかけになっている。
なぜ
長野や北海道ではなく
山梨だったのかというと、ペイザナがそこにあったというのがその理由としてとても大
きい。
松岡氏は
場所よりも一緒に仕事をする人が大切だと思っている。ワインとブドウは人が造るものであり(ワイ
ンに人柄が表れるということではなく)、
造り
手側として
、
魅力的な仲間の近くで仕事を
したかった
。その中でやれる
ことを探すということが、自分の生き方なのだと語ってくれた。
ワイン名: | ドメーヌ ポンコツ まどぎわ 2017 |
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造り手: | ドメーヌ ポンコツ、松岡数人 |
ヴィンテージ: | 2017年 |
容量: | 750ml |
味わい: | 白辛口 |
産地: | 日本/山梨 |
品種: | デラウェア、甲州 |
特徴: | 草生栽培 無施肥、化学合成農薬・殺虫剤不使用 |